豊道 春海(ぶんどう しゅんかい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.豊道 春海の作品を売りたいお客様へ

自宅で掛け軸が眠っていることはありませんか?素人にはわからない価値でも、実は大変貴重なものだったということもあり得ます。例えば今回紹介する豊道春海の作品であれば、専門業者に鑑定依頼すると高額査定のつく可能性も十分あります。

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2.豊道 春海についての解説

豊道春海は大正から昭和にかけて活躍した天台宗のお坊さんです。東京の浅草にある華徳院の住職として活動する傍ら、西川春洞という人に書を学ぶようになりました。その結果、六朝風の楷書をベースにしたオリジナルの書風を確立することに成功しました。戦後には日本書道美術院の創立に尽力し、書道の世界でも活躍した僧侶でありました。

3.豊道 春海の歴史

1887年に栃木県那須郡に生まれた豊道春海は、14歳の時に西川春洞門下になって書道を学ぶようになりました。1914年には瑞雲書道会を興したり、1926年には日本書道作振会展を開催しました。1948年には日展における書道部の新設にも尽力しました。1951年には小中学校における毛筆習字が復活したのですが、こちらにも豊道春海の尽力があったといわれています。1964年には豊道春海個展を中国からのオファーに応える形で開催しました。これまでの活躍が評され、1967年には書道界初の文化功労者に選ばれました。

4.豊道 春海の代表作

  • 草書正気歌
  • 楷書赤壁賦

5.豊道 春海の作品の買取査定ポイント

掛け軸の査定をするにあたって最初に見るのは箱といわれています。真贋を見極める必要がありますが、箱を見るだけでかなりの情報が得られます。中身に関しては表装の良し悪しについてまず見て、どのようなものに書かれているかを確認します。紙本か絹本かなど紙の質によって見極められます。絵や書を見なくてもプロの鑑定士であれば、ここまでで大半の判別ができるといわれています。

代表的な査定ポイント
  • 箱の状態
  • 表装
  • 何に書かれているか

6.豊道 春海の作品の取引相場価格

豊道春海の作品や関係する書籍などがネットオークションなどで活発に取引されています。その中には高値で取引されているようなものも見受けられます。例えば、昭和29年に発行された「表具のしるべ」という書籍は1万円で売買された実績があります。この書籍の中で、豊道春海は文を寄せています。昭和28年に発表された豊道春海の教育漢字三体帳でも5,000円で取引されたことがありました。このように書籍や練習帳などでも高値のつくこともしばしばあります。

7.豊道 春海の作品の買取についてのまとめ

豊道春海は現代の書道の世界で活躍した人物として業界では広く知られています。彼の作品であれば、高値のつく可能性も大いにあります。もし不要な掛け軸などがあれば、買取業者に査定に出してみて、どのくらいの値が付くか確認してみるといいでしょう。