郷倉 和子(ごうくら かずこ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.郷倉 和子の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

郷倉和子は父である郷倉千靭と親子二代の日本画家として、院展を中心に活躍され文化功労者になった方です。父同様、花鳥画を中心に数多くの作品を残しており、特に梅や鳥、兎が描かれた作品の人気が高く高値がつけられる傾向にあるようです。

このページの目次

2.掛け軸作家「郷倉 和子」についての概要

郷倉和子は日本画家である郷倉千靭の娘であり、同じく日本画家です。現在の女子美大を卒業後に格調高い歴史画を描くことで知られている安田靫彦に師事し、院展を中心に出品を続けていました。第23回の院展に入賞をしてから、院展では院展内閣総理大臣賞、日本芸術院賞恩賜賞を受賞するなど高い評価を得ていました。親子二代で日本画家として活躍していることで知られていますが、父である郷倉千靭と同じく花鳥画を中心に直感と行動力のある画風です。

3.掛け軸作家「郷倉 和子」の生い立ちや歴史

郷倉和子は1914年に日本画家である郷倉千靭の娘として東京都に生まれました。父である郷倉千靭の作品に影響を受け、1935年女子美術専門学校日本画科卒業し、日本画家である安田靫彦に師事します。郷倉和子は院展を中心に作品を描き続け、1957年日本美術院賞を受賞してからは院展文部大臣賞、年院展内閣総理大臣賞、院展日本芸術院賞、恩賜賞受賞と数多くの賞を受賞しています。2016年に101歳で亡くなるまで、精力的に活動されており、99歳の時には、「白寿記念 郷倉和子展 心の調べ」が富山県立近代美術館で開催されています。

4.郷倉 和子の掛け軸作品の代表作一覧

  • 一枝の梅
  • 好望
  • 白梅と雀

5.郷倉 和子の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

郷倉和子は作品数の多い日本画家です。花鳥画を好んで描いていたため特に梅や鳥、兎が描かれている作品の評価が高いです。日本画40号など大きなサイズでは査定額が高くなる一方、日本画6号などサイズの比較的小さな作品では状態により価格にばらつきがあるようです。

  • 保存状態が良い
  • 作者の署名がある
  • 作品の題材が梅や鳥であるか

6.郷倉 和子の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

郷倉和子は2016年101歳まで存命であったため、作品数の多い日本画家です。風景画の作品も多数ありますが、花鳥画を生涯を通し書き続けた画家であり、花鳥画と言えば郷倉和子を思い浮かべる方も多くいるほどで、梅が描かれている作品は高値になりやすい傾向にあるようです。ネットオークションでは掛け軸作品は取引がないのですが、額装の日本画作品が数多く出品されています。『春望』という作品では、本紙にやや傷や汚れがありながら59,000円で落札されています。額寸が約60.5cm×72.5cm、画寸が約41cm×53cm、共シールつきで郷倉千靱の長女が真作と保証しています。掛け軸作品は市場では少なく希少価値も高いので、より高額な査定が期待できます。

7.郷倉 和子の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

院展を中心に活躍され、多くの賞を受賞しその技術力の高さにも定評のある郷倉和子。繊細なだけではなく直感的で行動的な作品は父である郷倉千靭と比較されることもあるものの、親子二代の日本画家として人気を誇っています。掛け軸だけではなく晩年はカード画と呼ばれるポストカードサイズの作品も残しており、高い評価を得ています。郷倉和子の作品をお持ちの方はぜひ、一度問い合わせてください。

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