春木 南凕(はるき なんめい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 春木 南凕の作品を売りたいお客様へ

春木南凕は春木南湖を父に持ち父と同じように山水や花鳥図を得意とした画家です。父の南湖は谷文晁と並び称されるほどの才能を持ち、春木南凕はその画風を継いでいます。明治10年第1回内国勧業博覧会にて日光霧降滝図を出展、現在三重県立博物館やベルリン東洋美術館などにその作品が所蔵されています。

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2. 春木 南凕についての解説

寛政7年に春木南湖の子として生まれ父から南画を学びました。春木南凕の名が広まると温厚な性格だと三条公・細川候・岡藩主中川久成などが春木南凕を支持し、その中でも土佐藩の藩主山内容堂は春木南凕を寵愛し別邸の近くに彼の家を立て住まわせたといいます。明治11年に84歳でこの世を去りましたが、春木南凕の弟の西湖も子供の南華も画家としてその名を残し門下も広げました。

3. 春木 南凕の歴史

春木南凕は父南湖を継ぎ南画を広めてきた一人です。宋・元の名蹟を臨獏して学んだというのも、本物の書蹟を書いた人と同様の手腕が必要となるため高い能力があったことがわかります。土佐藩藩主山内容堂をはじめとするパトロンにも恵まれたことで春木南凕はたくさんの作品をこの世に出してきました。明治10年には日光霧降滝図を内国勧業博覧会に出品し、その後明治11年に亡くなっています。彼の子供、孫も画家としてその名を残していることもあり、春木家は春木南凕の父南湖から歴代長くその名を残してきたのです。

4. 春木 南凕の代表作

  • 孔雀図
  • 牡丹に孔雀図
  • 郡鴨図
  • 千疋蝶図

5. 春木 南凕の作品の買取査定ポイント

春木南凕の作品を査定に出すときには複数の業者に出して比較するほうが安心です。買取業者の中でも特に査定士がいるところに依頼することがポイントです。また保存中、なるべく傷や汚れ、虫食いなどを作らないようにすることも求められます。ただし傷などがみられても自分で修復しようとするのは間違いです。余計に作品に傷をつけてしまう可能性があり査定金額に響きます。

代表的な査定ポイント
  • 複数の買取業者に依頼する
  • 査定士がいるところで査定してもらう
  • 傷や汚れなどがつかないように保存する
  • 自分で修復しない

6. 春木 南凕の作品の取引相場価格

春木南凕の作品はかなり人気が高く質の高い作品はすぐに買取希望者が付きます。美しい色彩が特徴的です。青緑金壁楼閣山水図は表具寸法縦213㎝・横90㎝、本紙 縦150㎝・横71㎝、極箱や本紙、絹本にシミありの作品などがあります。建物と風景が美しく描かれている春木南凕らしい作品です。春木南凕作品の取引相場価格は1,000円から40,000円くらいとなっています。シミや汚れなどがなければさらに高値になる可能性があります。

7. 春木 南凕の作品の買取についてのまとめ

江戸時代に活躍した春木南凕の作品も質の高いものは買取価格も高くなります。春木南湖を父に持ち高い能力と人柄が愛された春木南凕の掛け軸をお持ちの方は保存の仕方をよく考え劣化が進まないようにすべきです。美しい南画は人気が高いので保存状態がいいものであれば高値になる可能性があります。