平松 礼二(ひらまつ れいじ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.平松 礼二の作品を売りたいお客様へ

平松礼二は、10代で青龍社展に入賞するなど若いうちからその絵の才能を開花させます。それから現在まで先鋭的な作品を次々と発表し、様々な大学の教授を務め、全国各地、世界各国での展覧会の開催、記念館が設立されるなど今や日本を代表する画家の一人であり、日本画界になくてはならない存在となっています。

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2.平松 礼二についての解説

平松は自身の専門とする日本画に、「モネの睡蓮」に代表される西洋の印象派の色合いを織り交ぜて、「ジャポニスム」という新たな日本画の世界を創り出しました。その衝撃は国内外に広がり、2000年から11年間文藝春秋の表紙画を担当するなど、活躍の場を広げます。また、ヨーロッパやアジアにて展覧会の開催、フランスの美術館に作品が収蔵されるなど、平松の絵は世界中で愛され、研究されています。

3.平松 礼二の歴史

平松礼二は、1941年(昭和16年)東京に生まれます。5歳のときに名古屋に転居し、高校在籍中に青龍社展に入賞します。愛知大学法経学部を卒業後は本格的に画家としての道を進み、精力的に作品を発表し、多くの賞を受賞します。70年代後半から取り組み始めた「路シリーズ」や、平松の名を確固たるものにした「ジャポニスムシリーズ」など、彼にしか出来ない唯一無二の世界観を常に表現し、日本画に新たな息吹を吹き込みました。

4.平松 礼二の代表作

  • 路 ー 冬日(1898)
  • NEW YORK TWIN TOWER(1994)
  • ジベルニー モネの池(2001)
  • 紅白梅(2006)

5.平松 礼二の作品の買取査定ポイント

平松礼二は現在も活躍中であり、新作も発表されていますので、取り引きされる価格は比較的安定しています。美術館に所蔵されているものも多数あるため、真作でしかも「ジャポニスムシリーズ」などの人気作品になると数百万円の高値で売買される場合もあります。作品はここ数十年内に発表されたものですので、傷や汚れのない状態であることが求められます。

代表的な査定ポイント
  • 真作であること
  • 状態が良好か(傷や汚れなどの有無)
  • 大きさ
  • 人気シリーズの作品であるか

6.平松 礼二作品の取引相場価格

ヤフーオークションなどでは、主に「路シリーズ」の取り引きが多くなされています。真作で20万円から70万円、リトグラフやシルクスクリーンで5,000円から20,000円ほどが相場となっています。ただ以前放送された「開運!なんでも鑑定団」では、ネットオークションで落札した平松の絵画に、450万円の金額がついたこともあるため、査定される場所によっても金額の違いが大きいようです。同じシリーズの作品では大きさがある方が査定が高くなりますが、より人気のあるシリーズならば大きさは関係なく高値が期待できます。

7.平松 礼二の作品の買取についてのまとめ

若いころから頭角を現した平松は、様々な分野の絵や技法を学び、モネの研究に至っては、現地まで足しげく通って自身の知識や感性を広げています。後進の指導にも熱く、様々な大学や母校の教授や名誉教授を歴任しました。日本画の世界を大きく変えた平松の作品は、国境を超えて高く評価されて続けています。