平山行蔵(ひらやま こうぞう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.平山行蔵の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

平山行蔵は、江戸時代後期の幕臣で兵法家です。武芸百般に優れ間宮林蔵、近藤重蔵共に「文政の三蔵」と並び称されています。門弟には相馬大作事件を起こした下斗米秀之進や勝海舟の父・勝小吉がいます。能書家の一面もあり、掛け軸は5,000円前後~数万円で取引されています。

このページの目次

2.掛け軸作家「平山行蔵」についての概要

平山行蔵は、江戸時代後期に活躍した兵学者です。剣術、棒術等のあらゆる武術に優れる一方、昌平坂学問所で儒学を古賀精里に学ぶなど文武両道の人でもありました。蝦夷地(北海道)にロシア人が出没するようになると海防に興味を持ち、幕府に蝦夷地のへの渡航を願い出ています。自宅に構えた分武道場「兵原草蘆」で多くの門人を育成し、間宮林蔵や近藤重蔵と共に「文政の三蔵」と称されました。

3.掛け軸作家「平山行蔵」の生い立ちや歴史

平山行蔵は1759年に江戸の四谷で生まれで、少年時代より文武両道に励みました。武芸百般に精通し特に、長沼流軍学と心貫流剣術を得意としていたといいます。35歳で昌平坂学問所に入り儒学を修め、農政や土木についても知見を深めました。その後、自宅に道場「兵原草蘆」を開き、学問と武術を講義します。門弟には相馬大作事件を起こした下斗米秀之進や勝海舟に父親である勝小吉がいます。健筆家でもあり『剣説』『剣徴』『海防問答』などの著作を残しました。間宮林蔵や近藤重蔵と「文政の三蔵」と称されています。

5.平山行蔵の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

平山行蔵は、江戸時代後期に活躍した兵学者で有名な門弟もいることから掛け軸は数万円の値段が付くことがあります。査定では保存状態の良しあしが大きく響きます。また、平山行蔵本人の作であるかも重要です。他には箱書き等があるか、落款印や署名があるかどうかもポイントです。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • シミやシワなどがなく良好な保存状態か
  • 平山行蔵本人によって書かれた作品か
  • 箱書きなどがあるか
  • 落款印や署名はあるか
  • 作品の大きさはどのくらいか

6.平山行蔵の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

平山行蔵の掛軸作品は保存状態によって5,000円程度~数万円で取引されています。『書二字』というおはサイズが65cm×194cmでシミや傷みがあるものでしたが、真筆で署名・落款や箱書きもあったため30,100円で落札されました。もう一つの書の掛け軸は平山行蔵の真筆で署名落款と箱書きがそろっていましたが、折れが汚れが目立っていたため落札額は5,330円でした。

7.平山行蔵の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

「文政の三蔵」として高名な平山行蔵。門弟に有名な有名な人物がおり、現在でも一部では人気のある人物です。掛け軸作品は保存状態によっては数万円ほどの値段が付くこともあります。平山行蔵の掛軸をお持ちであれば一度査定に出すことをおすすめいたします。