石川 鴻斎(いしかわ こうさい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.石川 鴻斎の作品を売りたいお客様へ

石川鴻斎は、1883年~1918年まで存命した画家、漢学者、詩文家です。著作は「三体詩講義」・「学画楷範」などを世に生み出しました。

このページの目次

2.石川 鴻斎についての解説

石川鴻斎は秀才で幼い頃から文学に興味を持ち読書に没頭していました。鴻斎は日々、所蔵漢籍を読み漁り、読破してしまうと仏書までも読んでいました。また、石川鴻斎は漢文、詩文以外にも茶道・南画・俳句・和歌なども行っていました。この事から鴻斎はかなり好奇心旺盛な人物だということが窺えます。

3.石川 鴻斎の歴史

石川鴻斎は天保4年(1833)4月1日に三河国豊橋(現在の愛知県)の商家で産声をあげました。曽我耐軒・太田晴軒・西岡翠園を師事にして漢字を学びました。明治10年(1877年)には東京に身を移し同郷出身の和泉屋市兵衛が営む書店に勤めることになり、編集に携わりました。また、芝増上寺の浄土宗学校の開校に際し漢字の先生を任せられました。明治11年(1878年)には東京文昇堂から詩文集「芝山一笑」を刊行しました。この「芝山一笑」は、人気を呼び漢文者として一目置かれる存在になります。また、この名声が高まった時から注釈本など数多くの著書を手掛けるようになりました。大正7年(1918)9月13日に生涯の幕を下ろしました。

4.石川 鴻斎の代表作

  • 春景山水図
  • 山水十二景図
  • 蘭亭曲水図
  • 竹図
  • 牡丹図

5.石川 鴻斎の作品の買取査定ポイント

掛け軸は日焼けシミなどの難点があります。部屋の湿気も弱点なので、良好な保存状態が求められます。当然保存状態が良ければ、査定期待度も上がっていきます。売却を考える際は、保存状態に気をつけましょう。

代表的な査定ポイント
  • 真作であること
  • 作品の希少性
  • 作品の状態
  • 作品の箱などの付属品

6.石川 鴻斎の作品の取引相場価格

現時点で石川鴻斎の作品はあまり多く出回っておりません。また、作品の取引相場値段は2万円~8万円代の物が多くみられます。高額なものでは、15万円の物もあります。現在は作品があまり出回っていないため、今後の取引相場価格に注目しましょう。

7.石川 鴻斎の作品の買取についてのまとめ

石川鴻斎は画家、漢学者などマルチな才能を持つ芸術家です。作品が数多く出回っていない印象を受けるため、これからの作品価値は上がる可能性も考えられるでしょう。作品を所持している方は一度査定に出してみることをおすすめします。