石川 義(いしかわ ただし)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.石川 義の作品を売りたいお客様へ

石川義は、石川県生まれの画家で、昭和から平成にかけて日本の自然や原風景を多く描き続けてきました。日本のあらゆる雄大な光景を主なモチーフに しており、力強くかつ幻想的に描き、存在感のある絵画を残しています。

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2.石川 義についての解説

石川義は、日展に多くの作品を出品しており、数々の賞を収めています。1959日展の評議員も務め、画壇の重責を担ってきました。主に京都で活動していましたが、晩年は故郷の石川県立美術館に日本画70点、写生9点を寄贈しており、2007年には寄贈した作品を中心とした「日本の自然・原風景を描く―郷土が生んだ日本画家 石川義展」が開かれています。

3.石川 義の歴史

石川義は1930年に石川県金沢市に生まれました。1947年に金沢美術工芸短期大学 の彫刻科を専攻しますが、のちに日本画科に転科します。大学在学中に「杉」を日展に出品して初入選を果たし、堂本印象が主催の画塾、東丘社に入塾しました。卒業後は活動の拠点を京都に移し、1959年に新日展で特選を受賞します。2000年には金沢学院大学の日本画教授に就任し、2004年に名誉教授となりました。2009年に享年78で心不全のため死去しました。

4.石川 義の代表作

  • 『礁』  (1959)
  • 『火口原』  (1968 )
  • 『阿蘇』 (1969)
  • 『山里』 (1980)
  • 『経堂への道』  (2001)

5.石川 義の作品の作品の買取査定ポイント

石川義は平成にも活躍した画家のため、多くの作品が状態が良く残されていることが多いです。日本の雄大な自然をモティーフにした絵画はとても人気です。それゆえに真作であるか、本人の名前やサインなどが入っているかが買取の査定の際にはとても重要です。また、絵画の大きさや額縁の有無、絵の出来栄えなどにより価格が変動します。

代表的な査定ポイント
  • 真作であること
  • 箱の有無
  • 絵画の状態(シミ ヤケなど)

6.石川義の作品の取引相場価格

石川義の作品の取引相場は作品によって大きく変動します。縦35.5cm横43.5cmの8号サイズの絵画は35,000円ほどですが、縦61.0cm横46.0cmのやや大きめの絵画は200,000円で取引されています。額縁も一緒に出品されていることがほとんどで、最近まで活躍していたということもあり、状態も概ね良好なものが多いです。作品に名前の「義」のサインがされているものがほとんどです。作品の希少性などにより高値が期待できます。

7.石川 義の作品の買取についてのまとめ

日本の雄大な自然をモティーフにした作品は海外でも注目が集まっており、石川義が描く力強く幻想的な絵画は今でも根強い人気があります。作品の状態や出来栄えによっては思わぬ高値がつく可能性もあるかもしれません。