伊藤 彦造(いとう ひこぞう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.伊藤 彦造の作品を売りたいお客様へ

伊藤彦造は、明治から昭和まで活躍した画家兼イラストレーターでもあります。主に挿絵などをメインとして書き、とても高潔な人物であったとされています。戦争画を書いて捕まることもありましたが、自分の意思を貫き書き続けて現在までその画が残っています。  

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2.伊藤 彦造についての解説

伊藤彦造は、片目が見えず剣を学び画家を目指し上京するものの、結核を患い帰郷。その後日本画家の橋本関雪に師事し日本画家を学んだとされています。その繊細なペンのタッチで一世を風靡しました。とても高潔な人物と言われており満州事件が起きるとそれを悲しみ、自分の体を傷つけその血で神武天皇御東征の図という作品を作り、自分の心を作品に表しました。

3.伊藤 彦造の歴史

伊藤彦造は生涯、日本を代表する画家兼イラストレーターとしてさまざまな作品を生み出していきました。それこそ目を悪くする70歳までです。第二次世界大戦後に、伊藤彦造は法を恐れずに自分が感じた戦争画をさまざま書いていきましたがこれがきっかけで日本軍に戦犯容疑で捕まってしまいます。この時にマッカーサーに自分の画を見せ、自分の画はキリスト教の教えと一緒だということを訴えました。帰郷後は、戦争関係の作品ばかりではなく大衆向けの作品を多く描きました。  

4.伊藤 彦造の代表作

  • 豹の眼
  • 阿修羅天狗
  • 運命の剣
  • 角兵衛獅子
  • 修羅八荒
  • 天草四郎

5.伊藤 彦造の作品の買取査定ポイント

伊藤彦造は戦前から戦後にかけて自分の意志を曲げずにさまざまな作品を世に出しています。特に小説の挿絵を書かせたら右に出るものはいないと言われるほどの高い評価を出されている画家です。日本軍の弾圧によって消されてしまった作品を多いですが、残っている作品も日本全国にあると言われています。その作品が本物であれば値段は跳ね上がると思われます。  

代表的な査定ポイント
  • 真作であること
  • 作品の希少性
  • 作品の状態

6.伊藤 彦造の作品の取引相場価格

伊藤彦造の作品は、比較的安価で取引されています。しかしその多くが伊藤彦造自身がイラストレーター時代に活躍していた作品ばかりです。講談社で働いていたので伊藤彦造自身のイラストは多く残っているので価値が低い印象を受けます。ですが、これが戦前から戦後にかけての作品であると値段が跳ね上がります。10万円以上の値段で取引されている作品も少なくはありません。少し値段を見て見ると伊藤彦造の挿絵とイラストの値段は1000円から5000円の間ほど。これが掛け軸などになると10万円以上の値段が付きます。  

7.伊藤 彦造の作品の買取についてのまとめ

伊藤彦造は、戦前から戦後にかけて片目が見えないというハンデを背負いながらも信念を書き続け戦犯容疑で逮捕されてからも画を書き続けています。イラストの作品は多いですが、戦前から戦後にかけての作品ですと高価な値段が付くと思われます。