狩野 洞春(かのう どうしゅん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 狩野 洞春の作品を売りたいお客様へ

狩野洞春は歴史の教科書で御馴染み、江戸幕府御用達の絵師です。狩野派の中でも特に江戸時代前期に活躍しました。同じ狩野でも狩野 洞春は駿河台の狩野家跡取りでした。駿河台狩野の家格を上げた立役者どして、記録されています。今回は少し歴史のおさらいをしつつ狩野 洞春への理解を深めていきます。

このページの目次

2. 狩野 洞春についての解説

狩野洞春は1747年延享4年に駿河台狩野家の跡取りとして生を受けます。本名は美信で狩野洞春美信と呼ばれる事もあります。駿河狩野家の一番の出世頭として記録に残っている人物で、駿河台狩野家は狩野 洞春の働きによって家格が上がりました。奥絵師の鍛冶橋狩野家と肩を並べる形で刀の保持を許されており、名を知られる画家となっています。

3. 狩野 洞春の歴史

1775年宝暦5年に父が早生したためわずか9歳で家督を継ぎ、石里洞秀に絵の手ほどきを受ける事になりました。明和元年に朝鮮贈呈屏風一双の制作をやり遂げた労をねぎらって、位を授けられました。その他狩野 洞春の作品の多くは全国主要都市の美術館および海外美術館に所蔵されています。江戸後期の画家として知られており、通称は三四郎と呼ばれています。朝鮮王国送るための屏風を描いており、有名な画家として活躍しています。

4. 狩野 洞春の代表作

  • 花鳥図
  • 雲龍
  • 富士図
  • 仙人乗鯉

5. 狩野 洞春の作品の買取査定ポイント

狩野洞春の作品で真作と呼ばれている部類なら、時価数万円の評価がついて取引されています。模写もありので、専門家の鑑定をしてもらう必要があります。狩野家はそもそもざっとみても300年前の人たちなので、相当経年劣化がひどいのではないかと、想像してしまいますが、しっかり保管されているものは、意外と美品です。予想以上の高値がつく事もあります。

代表的な査定ポイント
  • 商品の状態
  • 箱の有り無し

6. 狩野 洞春の作品の取引相場価格

津軽弘前藩旧士族宅蔵出しという形で、個人所蔵で査定されているのが、100000円以上の評価をつけられています。鯉の滝登り遡水鯉魚を描いています。全体サイズは197.5×52.5センチで縦長です。軸先は鹿角軸の真作紙本、禅画と言われる種類です。”仙人乗鯉”と名付けられた掛け軸は、全体の大きさは197×66センチの掛け軸です。軸先は骨です。共箱ついて1000円でした。同じような形の掛け軸ですが、こちらは狩野義信の名前で公開されたものでした。”龍図”となづけられています。1100円に設定されています。

7. 狩野 洞春の作品の買取についてのまとめ

歴史の本にでてくるおなじみの狩野家は、300年前の人物ですが作品は、マニアックな人たちの間では人気があります。歴史的価値も高いものです。多くの品は2万円、3万円と高値が付くものばかりです。もしかしたら旧家もしくは実家の蔵だしをしたら、でてこないでしょうか。ぜひ探してみてください。