加納 三楽輝(かのう さんらくき)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 加納 三楽輝の作品を売りたいお客様へ

加納三楽輝の作品は価値の高いものとして有名です。家にあるという人は専門家に査定を頼むと保存状態次第では期待できる査定額になるかもしれません。その際はこのサイトを参考になさってください。作者についていろいろな情報を知っておくのはよいことでしょう。

このページの目次

2. 加納 三楽輝についての解説

加納三楽輝は京都市立美術工芸学校で学びながら円山四条派の日本画家である山元春挙と日本画家、浮世絵師、版画家である山村耕花に師事しました。「千倉の漁婦」が昭和3年の院展で初入選した後は川端竜子に入門し、青竜社の活動がメインになったのです。得意な画は漁村働く女性の姿でした。特に「南島女人」「海の市日」などは高く評価されている作品です。

3. 加納 三楽輝の歴史

加納三楽輝は兵庫県出身で明治31年7月24日生まれです。本名は邦夫、初号は三楽でした。同じく日本画家の阪口一草と共に活動した青竜社が解散になった後は無所属で活動しました。主な受賞は昭和6年の青龍社Y氏賞(第3回)の「南島女人」がありますし、昭和7年の青龍社Y氏賞(第4回)の「海の市日」もあり、昭和8年の青龍社Y氏賞(第5回)の「浜節句」もあります。昭和56(1981)年4月30日に逝去するまでに精力的に活動を続けました。

4. 加納 三楽輝の代表作

  • 柿の図
  • 水仙
  • 躑躅

5. 加納 三楽輝の作品の買取査定ポイント

加納三楽輝の作品はのびのびとした人々の表情などが特徴です。戦前のものも多いのでそれだけに価値が高いでしょうが、古いものなので劣化によって画の生き生きとしたイメージが変わっていないのかも確認ポイントでしょう。その劣化のレベルが許容範囲であるかどうかで査定額が上下することになるのでそういった判断は重要です。

代表的な査定ポイント
  • 作者の知名度
  • 付属品のあるなし
  • 額や軸がこわれていないか

6. 加納 三楽輝の作品の取引相場価格

加納三楽輝の作品の取引相場価格は3,500円から18,000円です。18,000円の作品は紅葉でシミ、ヨレ、汚れなどがありますが、作品が描かれてから年月がたっていますので許容範囲でしょう。そのサイズは全体の寸法が縦146センチ、横66センチ、 絹本の寸法は縦43センチ、横52センチです。艶やかな紅葉とすいすいと泳ぐ鯉の様子が生き生きと描かれている作品で特に泳いでいる鯉の様子はまるで動いているかのような雰囲気になっています。

7. 加納 三楽輝の作品の買取についてのまとめ

加納山楽輝の作品は今もなお、高い評価を受けています。家にあるかもしれないと思ったら、物置や押し入れをさがしてみましょう。または祖父母の家に行って探してみるのもよいことでもしかしたら掘り出し物があるかもしれないです。