加納 銕哉(かのう てっさい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 加納 銕哉の作品を売りたいお客様へ

加納銕哉の作品は古物商の間やオークションでも高値で取引されています。もしもお宅に眠っている作品があったら、査定してもらうとよいでしょう。その際に役立つ情報をまとめています。

このページの目次

2. 加納 銕哉についての解説

加納銕哉は、幼い頃から日本画と彫刻の手ほどきを父である加納鶴峰から受けています。その実力はめきめきと頭角を現し、さまざまな展覧会で賞に輝きました。やがて仏画や木彫の第一人者としてその名を知られるようになります。また、格式高い彫りを茶道具に入れる鉄筆の名手としても有名で、タバコ入れや根付においても絶賛されています。

3. 加納 銕哉の歴史

加納銕哉は1845年に岐阜県で生まれました。父の鶴峰は名の知れた日本画家、彫刻家でしたが、幕末の動乱のために実家が没落してしまったことがきっかけで銕哉は出家しました。禅宗寺院に入って仏道の修業に入ったのです。やがて1868年に還俗し、仏画の研究を始めました。全国行脚を始めたのもその年です。 1915年になると佐野常民の協力もあり、数々の賞も得て世に認められるようになりました。1925年に亡くなりました。

4. 加納 銕哉の代表作

  • 聖徳太子像
  • 老師図掛軸(1925年)

5. 加納 銕哉の作品の買取査定ポイント

加納銕哉の作品の買取査定時は、本人の作品であるか、落款をチェックするとよいです。その他には汚れやヨレ、シミなどの程度も確認したほうが良いでしょう。ただ、加納銕哉の活躍した時代は明治、大正ですから時代によるものが大きいです。

代表的な査定ポイント
  • 気になる傷がないか
  • 虫食いの程度はどのくらいか
  • 軸が壊れていないか

6. 加納 銕哉の作品の取引相場価格

加納銕哉の作品は15,700円から98,122円が取引相場の価格です。もともと価値が高いものなので、傷の具合によってはもっと高額で取引できる可能性はあります。98,122円のものは幅が14.8cmで高さが1.7cm、奥行4.5cmで重さが25gの、煤竹製仙客採余霊芝彫茶合で共箱付きです。時代ものにしては傷も少なく、付属の箱もついていますのでこのお値段になりました。もっと保存状態が良ければ、査定額はアップしたでしょう。

7. 加納 銕哉の作品の買取についてのまとめ

名工といわれる加納銕哉の作品は、保存状態によって買取価格がアップします。全国行脚をしている作者なので、もしかしたらお宅にもその作品があるかもしれませんね。