狩野 永納(かのう えいのう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 狩野 永納の作品を売りたいお客様へ

狩野永納は父である狩野山雪だけでなく狩野安信にも師事したと言われています。元禄時代には父の草稿をもとにして日本初の絵画史である「本朝画伝」を刊行しています。作品は人気があり2017年の特別展示では記念切手も販売されています。

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2. 狩野 永納についての解説

狩野永納は、江戸時代前期に活躍した狩野派の絵師です。幼少から狩野派の画法を学び、21歳で父が亡くなると直ちに家督を継いでいます。1653年に禁裏が炎上した翌年からは再建工事に参加し、「外様番所十二条敷」に竹図などの作品を描いています。研究熱心であり、絵を描くだけでなく古典の研究や鑑定にも精通していたと言われています。

3. 狩野 永納の歴史

狩野永納は、日本絵画で最大学派である狩野派の絵師です。狩野派は室町時代から江戸時代まで400年近く活躍しており、このように長く活躍した絵師集団は他にありません。その中でも特に永徳は圧倒的な才能があり画風も力強く、当時多くの人たちの心を掴みました。どの作品も命がけの作成で、緊迫した筆遣いが多くの武将の心を掴み、美術品の価値も上げたといわれています。作品にかける情熱が強く、過労死したとも言われます。若くして亡くなっているため作品は決して多くありません。

4. 狩野 永納の代表作

  • 九相詩絵巻 (1652年)
  • 繁馬図絵馬(1659年)

5. 狩野 永納の作品の買取査定ポイント

狩野永納の作品は大きなものしか残っておらず、市場でもとても貴重です。そのため買取市場でもほとんど目にすることがありません。作品が発見された場合には高値が期待できます。とはいえ人気のある画家だったために模倣品も多くあります。正確に鑑定して本物であることが証明でき、なおかつ状態が良いことが高値での買取の条件となります。

代表的な査定ポイント
  • 本物であること
  • 状態が良いこと

6. 狩野 永納の作品の取引相場価格

狩野永納の作品はとても少なく貴重です。そのため作品が発見されれば数百万円の価値がつけられることもあります。もちろん作品の大きさや状態によっても違ってきます。どのような作品でも共通することですが、少しでも状態が良いことが大きなポイントになります。汚れやシミをつけないのはもちろんのこと、湿気でカビが生えないよう管理をした場所での保管が望ましいです。自分で落とせる程度の汚れであれば、落としてから査定を受けた方が高値で買い取ってもらえます。

7. 狩野 永納の作品の買取についてのまとめ

狩野派は世界的に人気があり、中でも狩野永納は人気のある画家です。作品もとても数が少なく貴重なので、状態の良い作品はすぐに買い手がつくことが期待できます。手放すことを検討している場合には買取査定を受けてみましょう。