狩野 勝川院(かのう しょうせんいん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.狩野 勝川院の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

.狩野 勝川院に対する評価は複雑なもので、弟子である橋本雅邦に粉本主義と批判されるなど、評価が低い時代がありました。しかしながら、近年において再評価され彼に対する世評は変わりつつあります。師匠としても優秀であった狩野 勝川院は多くの影響を後世に残しました。

このページの目次

2.掛け軸作家「狩野 勝川院」についての概要

狩野勝川院雅信は本人も優れた画家ですが、それ以上に優れた弟子を育成した事で知られており、近代日本画の父という評価を持つ狩野芳崖、洋画の遠近法を取り入れ日本画の革新に貢献した橋本雅邦など、画壇に大きな足跡を残した画家達の師として、日本画会に大きな貢献をしています。

3.掛け軸作家「狩野 勝川院」の生い立ちや歴史

狩野勝川院は1823年に江戸にて生誕し、幕末から明治時代にかけて活動した狩野派の画家です。狩野晴川院養信を父に持ち、その後を継ぎます。木挽町狩野家の10代目であり最後の当主でした。父と共に江戸城の本丸障壁画を描いた他、幕末が終わり明治時代になってからは延遼館の障壁画を描きます。1880年逝去、享年58歳でした。

4.狩野 勝川院の掛け軸作品の代表作一覧

  • 龍虎図
  • 雪中牡丹図

5.狩野 勝川院の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

狩野勝川院の作品は現代市場でほとんど出回っておらず、希少性が高いですが、査定に出す場合、作品の状態に大きく左右されますので、付属品の充実や作者の署名があるかどうかなどの点がクリアできていましたら、高額査定も期待できます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 付属品は充実しているか
  • 作者の証明があるかどうか
  • 保存状態は良好か
  • 確かに狩野勝川院の作品であるか
  • 素材についてどこまで知っているか

6.狩野 勝川院の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

狩野勝川院の作品はネットオークションで、贋作なども含めて数千円から数万円で取引されており、中でも真作保証がある『雪中牡丹図』という作品が、横28cm、縦94cm、表装は横38cm×縦168.5cm、本誌にヤケやシミ、汚れがあり、表装にもヤケやシミ、汚れ、シワがあると説明がされており、45,000円で落札されております。

7.狩野 勝川院の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

狩野勝川院は、多くの画家を指導し、狩野芳崖、橋本雅邦という画壇におけるビッグネームを育てあげ、画家としても師としても優れた足跡を残しました。彼の作品は希少性が高いがゆえに、高値で取引されることも珍しくないので、家に狩野勝川院の作品がある方は、一度査定に出す事をお勧めします。

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