狩野 雅楽助(かのう うたのすけ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 狩野 雅楽助の作品を売りたいお客様へ

狩野雅楽助は画風を兄である狩野元信から学んだと考えられており甥である狩野松栄に大きな影響を与えた人物です。晩年の作品は安土桃山時代の豪壮な障壁画へとつながっていく作品を残しています。遺作はあまり多くなく貴重です。

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2. 狩野 雅楽助についての解説

狩野雅楽助は狩野派の重要画人の一人ですが室町時代後期に活躍したために記録が豊富にあるわけではありません。そのため生没年についてもいくつかの説があります。絵の作品も狩野雅楽助のものとされているものもすべてがそうとは言い切れないです。中には雅楽助の息子など後継者が作成したものと考えられるものもありモチーフや画式から判断する必要があります。

3. 狩野 雅楽助の歴史

狩野雅楽助は室町時代後期に活躍した絵師です。江戸時代の画史でもその名前が登場しているので狩野派の重要人物の一人であると考えられています。父である正信が70歳近くに設けた子どもであり兄とは親子近く歳が離れていたと言われています。歳が離れていたので兄から画風を学んでいて風格高挙な作品であると評価されています。晩年の作品である障壁画は動感的な表現のものが多くなっており当時のトレンドを意識していたことがうかがえます。

4. 狩野 雅楽助の代表作

  • 布袋図
  • 四季山水図屏風

5. 狩野 雅楽助の作品の買取査定ポイント

狩野雅楽助の作品は現存しているものでも10点ほどしかなくとても貴重です。雅楽助のものと思われても画風や構図から息子や弟子の作品であると判断されるものもあります。そこで狩野雅楽助の作品が自宅にある場合には買取査定の前にまずは鑑定してもらい本物であるかの識別が必要です。雅楽助の印やサインがあっても模倣品の可能性があります。

代表的な査定ポイント
  • 狩野雅楽助本人が作成したものであるかどうか
  • 作品の状態は劣化していないか

6. 狩野 雅楽助の作品の取引相場価格

狩野雅楽助の作品は出回っておらず本物が見つかった場合にはとても貴重です。価値はとても高いと判断され査定額も高額が予想されます。ただ模倣品が多く本物はとても貴重であるためなかなか発見されることがありません。もしも狩野雅楽助の作品だと思われるものがある場合は少しでも良い状態で保管ができるよう桐の箱に入れ温度や湿度管理をきちんと行い劣化を少しでも防ぐようにしましょう。貴重な作品なので多少の劣化があっても高額が期待できますがシミや汚れはマイナス査定を受ける原因となってしまいます。

7. 狩野 雅楽助の作品の買取についてのまとめ

狩野雅楽助の作品はは確実な遺作が10点ほどしか残っておらずとても貴重です。もしも手元にある場合には高額での買取希望者が多く出てくることが予想できます。少しでも高く買い取ってもらえるよう保管は慎重に行いましょう。