川辺 御楯(かわべ みたて)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1. 川辺 御楯の作品を売りたいお客様へ
川辺御楯は、幕末から明治にかけて活躍した日本画家で、幕末を代表する大和絵師の一人です。福岡県出身で、6歳から父に狩野派を学んでいます。のちに師とともに狩野派から土佐派に転向しています。幕末には国事で活躍し、伊勢神宮で公職も勤めました。
このページの目次
2. 川辺 御楯についての解説
川辺御楯は武者絵で知られており、太平記を取材している作品が多く残っています。構図は斬新で濃い作品を残している反面、群衆表現は個性を出さない描写をしています。自ら考案した構図は、近世の絵師たちとは異なる雰囲気を持っています。東洋絵画会を結成したり、日本美術協会幹事に任命されたりし、土佐派を世間に広めた存在でもあります。
3. 川辺 御楯の歴史
川辺御楯は絵師としても評価が高かったですが勤王の志士としても有名です。国学や兵学も学んでおり幕末期には尊王攘夷派としても知られています。明治元年には官吏として上京して太政官に出仕もしています。並行して大和絵師としての研究も続けていましたが免職後は画業に専念をしています。免職後には京都で陶器や友禅の下が木もしており正倉院の宝物の模写も手掛けています。後進の育成にも熱心であったものの生活は常に困窮しており苦労をしていたという記録も残っています。
4. 川辺 御楯の代表作
- 菅三品草門図 (1894年)
- 末森合戦図絵巻(末森赴援画巻)(1903年)
5. 川辺 御楯の作品の買取査定ポイント
比較的近代の作家であるため、川辺御楯の作品は多く残っています。そのためものすごく高値がつくとは言えません。また状態によっても買取額は変わってきます。シミができていたり表装が傷んでいたリといったように、状態が悪くなればどんどんマイナス評価され査定額は下がってしまいます。買取査定では保管状態もとても大切な判断材料です。
代表的な査定ポイント- 焼けやシミがない
- 表装もきれい
6. 川辺 御楯の作品の取引相場価格
川辺御楯の作品の買取額は、作品の大きさや状態によっても大きく違います。掛け軸の場合は表装や箱の状態も加味して査定額が決まってきます。表装や作品にヤケやシミがあり、なおかつ作品の見た目を損ねる程度のものとなると、買取価格は10000円前後になってしまうこともあります。状態が良く、なおかつ箱もある場合にはもう少し高額での買取をしてもらえることが多いです。自宅保管をする際には箱に入れて、中に防虫剤を入れておくとダメージが少なくなります。
7. 川辺 御楯の作品の買取についてのまとめ
川辺御楯の作品は比較的多く残っており、決して高値で取引されているわけではありません。しかし状態が良いものであれば高値で買い取ってもらえるケースもあります。買取を希望している場合には状態が良いうちに査定に出すことがおすすめです。
お手持ちの品物名や作者などご入力し検索をすると、品物の取引相場価格や品物情報などを閲覧する事ができます。