鬼原 素俊 (きはら そしゅん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 鬼原 素俊の作品を売りたいお客様へ

鬼原素俊の作品が家にあるという人は専門家に査定を頼んでみるとよいでしょう。保存状態が良ければ査定額アップも期待できます。その際は鬼原素俊についての知識を深めておくことをおすすめします。この記事を参考にして頂ければ幸いです。

このページの目次

2. 鬼原 素俊についての解説

鬼原素俊は日本大学芸術学部を卒業後の大正12年に荒井寛方に師事しました。荒井寛方はこのころ、「仏画の寛方」として有名でしたから鬼原素俊は荒井寛方に仏画についていろいろ学んだのかもしれません。鬼原素俊の作品で高く評価されている聖観音図 などは師の荒井寛方の影響もあるでしょう。また、戦後は外国にも赴き積極的に仏画に取り組んだことも師の影響かもしれないです。

3. 鬼原 素俊の歴史

鬼原素俊は明治35年8月15日、新潟県岩舟郡に生まれました。日本美術院展に出品した後の昭和5年日本美術院々友になりましたが、昭和12年になると院展を退いて自らが創立同人となって同志と作ったのは新興美術院でした。昭和16年には中国大陸の中部に従軍しました。そして、その翌年の昭和17年や戦後の昭和22年には東京高島屋や資生堂で個人展を開催し、昭和25年には新興美術院も再開したのです。そんな精力的な活動の後、昭和53年に享年75歳で東京の自宅で逝去しました。

4. 鬼原 素俊の代表作

  • 聖観音図

5. 鬼原 素俊の作品の買取査定ポイント

鬼原素俊の作品の買取査定ポイントはいろいろありますが、仏画を描く作家は多いので本人のものであるか他の人が模倣して描いたものではないかが重要です。そして経年の劣化によって画のみでなく付属品などのダメージを許容範囲であるかどうかということも見ます。保存状態が良ければ、こういった劣化はそんなにひどくないでしょうから査定額はアップになる可能性大です。

代表的な査定ポイント
  • 落款や印章が本人のものであるかどうか
  • 戦前の作品であるかどうか
  • 軸がこわれていないか

6. 鬼原 素俊の作品の取引相場価格

12,960円から48,600円が鬼原素俊の作品の査定価格です。48,600円のものは掛け軸の「聖観音図」でサイズは縦154cmで横70cmで絵の寸法は縦78cmで横51cmになります。表装は三段表装で軸先は木製、箱は高級桐箱です。状態は良好で経年による劣化は見られません。そして、表装済みで桐箱収納になっています。観音菩薩の優しく柔和な表情が印象的な掛け軸で、家の床の間などに飾っておくと心穏やかに過ごせそうです。

7. 鬼原 素俊の作品の買取についてのまとめ

鬼原素俊の作品は今でも高く評価されている素晴らしいものばかりです。もしかしたら家にあるかもしれないと思ったら、押し入れや物置などを探してみるとよいでしょう。また、祖父母宅にあるということも考えられますので祖父母に聞いてみるのもよい方法です。