木村 蒹葭堂(きむら けんかどう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.木村 蒹葭堂の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

木村蒹葭堂は江戸中期の文人、本草学者です。しかし、その才能は多岐にわたり、画家、歌人、茶人、さらには蔵書家、コレクターとしても知られています。博識多才の人で全国にその名を知られていたことでも有名な人物だけに、今もマニアの間での人気は根強く、掛け軸などは高値での買取も期待できる作家の一人といえるかもしれません。

このページの目次

2.掛け軸作家「木村 蒹葭堂」についての概要

木村蒹葭堂は江戸時代中期、大坂に生まれた文人です。多才な人物で文人としてだけでなく、文人画家や本草学者、蔵書家、さらにはコレクターとしても知られます。 号の「蒹葭」とは葦を指す言葉で、「蒹葭堂」とは本来は彼の書斎を意味します。庭に掘った井戸から葦が伸びて来たことを喜び名付けたとされていて、いつしかこの書斎の名で呼ばれるようになったと伝えられています。「浪速の知の巨人」とも称されるほどの博覧強記の人物であったといわれています。

3.掛け軸作家「木村 蒹葭堂」の生い立ちや歴史

木村蒹葭堂は1736年、大坂北堀江の造り酒屋を中心とした商人の家の長男として生まれました。10代の頃から漢詩や書画に秀で、長じると本草学や文学に通じ、さらにはオランダ語を話し、ラテン語を読むことができ、書画や篆刻にも通じるなど極めて多才な人であったとされています。そんな彼のもとには全国から文人墨客が集ったとされ、その交友を通じて67歳で亡くなるまで珍書、奇書、骨董の収集に励んだことでも知られています。

4.木村 蒹葭堂の掛け軸作品の代表作一覧

沈氏画塵
山海名産図会
本草植物図彙

5.木村 蒹葭堂の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

まずは真作であるかどうかが最大のポイントとなります。印や署名などで確認できます。証明書や鑑定書があればさらに高値がつく可能性があります。保存状態や箱の有無などの一般的な骨董品の査定ポイントもあてはまります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 確かに木村蒹葭堂の真作か
  • 保存状態は良好か
  • 大きさはどれくらいか

6.木村 蒹葭堂の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

木村蒹葭堂の作品はネットオークションなどにおいては、模写とするものでも4,000円以上で取引された実績があります。例えば、全体のサイズは193 x 41㎝、本紙サイズは129 x 28㎝、軸先は象牙、紙本(印刷ではなく、描かれている作品)で極め箱付き、ただしシミありという模写が38,100円です。あるいは、全体のサイズは30 x 31.5㎝、紙本(印刷ではなく、描かれている作品)で「本紙に少しシミ有り。マクリとして御検討ください」との説明がついた模写が28,500円で取引されています。

7.木村 蒹葭堂の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

博覧強記で知られた木村蒹葭堂。様々な物のコレクターとしても知られ、同時に幾多の文人墨客との交友が多かったそのユニークな生き様から、今も根強い人気を誇ります。それだけに、掛け軸などは高値での買取の可能性もあるため、木村蒹葭堂の作品をお持ちの方は是非一度、査定に出されてみてはいかがでしょうか。

その他の掛け軸について