木下 逸雲(きのした いつうん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 木下 逸雲の作品を売りたいお客様へ

江戸時代後期の代表的な画家の1人として知られる木下逸雲の作品ですがいずれも非常に文化的価値が高く多くのコレクターが求める作品の一つです。そんな木下逸雲の作品を売りたい際にチェックするべきポイントをご紹介します。

このページの目次

2. 木下 逸雲についての解説

寛政12年~慶応2年、江戸時代後期における長崎の医師・南画家としてその名を残しているのが木下逸雲です。画において様々な師の技法を積極的に取り入れ独自の分野を開拓し続けたことはもちろん多芸多才な人物として知られ書や演奏、煎茶や和歌亀山焼きなど様々な分野において功績を残しています。日中文化交流に貢献した人物としても有名でイギリスの黒龍号にも乗船したがその旅の途中にて海難事故に遭い亡くなりました。

3. 木下 逸雲の歴史

文化14年に長崎八幡町で生まれた木下逸雲は木下勝茂の三男として誕生しました。18歳には木下家の名手を受け継ぎますが兄の子に譲り渡した後医師として仕事を始めます。医師をする傍ら現在にも受け継がれている多くの作品を残し清人陳逸舟や雪舟など様々な画法を研究し自信の作品に取り入れ独自の技法を取り入れた画家です。作品や自身の芸の才能を用いて日中の文化交流を促した重要人物としても知られていますが慶応2年の8月に長崎行きのイギリス船に乗船した際に海難事故に遭遇し帰らぬ人となりました。

4. 木下 逸雲の代表作

  • 秋景山水図(1830年)
  • 秋景山水図(1854年)
  • 山水図(1861年)
  • 花鳥図(牡丹に猫)(1862年)
  • 水墨林巒重畳図(1863年)
  • 桃花源図(1864年)

5. 木下 逸雲の作品の買取査定ポイント

木下逸雲の作品は真作であるかどうかはもちろんのこと作品の保存状態が良好である事も買取査定のポイントです。また初期の作品の方が価値が高い傾向にありますのでより高価買取を狙う際には作品の年代も確認しておくと良いでしょう。作品本体はもちろんですが箱など付属品がある場合は合わせて査定の際に持参をしましょう。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態が良好であること
  • 真作であること
  • 初期作品はより価値が高い

6. 木下 逸雲の作品の取引相場価格

掛け軸など作品と箱がセットで販売されている商品も多いですが取引の価格帯は商品によってまったく異なります。1000円~40万円の価格帯で取引がされており非常に幅が広いですが真作か贋作か見極めることも大切なポイントです。数々の作品を生み出した木下逸雲ですが中でも名品として知られる銭少虎 賛・木下逸雲 淡彩青緑山水図は最高価格帯40万円から出品をされておりこの年代は特に人気がある作品として知られています。

7. 木下 逸雲の作品の買取についてのまとめ

様々な分野で数多くの功績を遺した木下逸雲は多くの作品を生み出しており買取査定対象となっている作品も数多くありますが作品によっても値段に差が出やすいですので買取査定の際には付属品など含めて専門家に見てもらうと良いでしょう。