滝沢 具幸(きたざわ ともゆき)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.滝沢 具幸の作品を売りたいお客様へ

人と自然を主題に抽象的な美しい絵画を描いてきた滝沢具幸の作品は、日本画の枠にとらわれることのない自由さが魅力です。人・大地・風景など題材に関しても自由で幅広く、また活動についても日本画にこだわることなく、カッパドキアの壁画模写にかかわるなど経歴を見ても滝沢具幸の自由さを感じます。

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2.滝沢 具幸についての解説

法隆寺金堂壁画模写事業に携わり、のちに中世オリエント学術調査団員の一員として世界でも知名度の高いカッパドキアの壁画模写にもかかわっています。滝沢具幸の作品は日本画の画法や題材にとらわれないところに魅力がありますが、枠にはまらない活動も滝沢具幸の絵に影響していると考えられます。抽象的でも題材の意図をしっかり感じる作品は多くの方々を魅了しています。

3.滝沢 具幸の歴史

1941年長野に生まれた滝沢具幸は、東京藝術大学で学び大学院修士課程日本画を修了、在学している間に銅版画や石板画の技法、フラスコ画・モザイク画の技法にも取り組みました。在学中に団体展で受賞したことにより若い日本画をけん引する人物として評価を受け、法隆寺金堂の壁画模写事業やカッパドキアの壁画模写などに加わりました。たくさんの作品を出品し、世界でも屏風絵展などを積極的に行ったことでも知られます。現在も日本画など枠にとらわれない活動をされている著名な画家です。

4.滝沢 具幸の代表作

  • 『青い大地』(1989年)
  • 『椋の月』
  • 『月野』
  • 『原生』(2000年)

5.滝沢 具幸の作品の買取査定ポイント

抽象的で日本画にとらわれない絵画が魅力となっている滝沢具幸の作品は、現代作家の作品となるため、箱や共シールなどがついているかどうか、作家の特徴をとらえている作品がどうかで査定金額も変わってきます。シミや汚れがないようにということもポイントですが、より滝沢具幸らしい作品ほど高値になるでしょう。現代に生きる作家の作品となるため、買ったままの状態であればなお、買取査定額が高くなる可能性があります。

代表的な査定ポイント
  • 付属品がある(箱・共シールなど)
  • 大きさがある
  • 作家の特徴を感じる作品
  • 購入したままの状態

6.滝沢 具幸の作品の取引相場価格

滝沢具幸の日本画、滝沢具幸作品の抽象的で自由な作風がよく出ている作品「森の人」です。サインと印があり額内に共シールがあります。和光ホールで行われた「滝沢具幸 日本画・その色彩と表現」という展示で出展された作品です。作品の寸法は50号、116.7㎝×91㎝、状態も非常にいい作品です。額も絵を邪魔しないシンプルなもので、傷などもなく非常に良好な作品です。滝沢具幸の買取においての取引相場価格は、18,000円から200,000円位となっています。

7.滝沢 具幸の作品の買取についてのまとめ

滝沢具幸は現代に活躍する作家なので、買取に出てくる作品も状態が良好なものが多いです。額にも傷などがつかないように保存し、なるべく早めに買取専門店に査定依頼するほうがいいでしょう。ファンが多い作家なので、状態がいいものであれば高値が付く可能性があります。