小堀 遠州(こぼり えんしゅう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.小堀 遠州の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

小堀遠州は、安土桃山時代から江戸時代にかけての大名、書家、建築家、鑑定家、作庭家、茶人といった多くの肩書きを持った人物です。多くの肩書きがありますが、一般的には茶人としてよく知られています。様々な分野で才能を発揮し、江戸時代初期に「小堀遠州流」と呼ばれる茶道の一派を開いて、茶道を発展させたことで有名です。小堀遠州は茶人であるため好み物はもちろん、書家でもあったため、掛け軸なども残しています。現在では「きれいさび」と称される遠州流の好みものや掛け軸は人気が高く、高額で取引されることも少なくありません。また、短冊、書簡なども高値で取引されます。

このページの目次

2.掛け軸作家「小堀 遠州」についての概要

小堀遠州は、茶道を文化としてより発展させました。千利休から受け継いだ「わび茶」の心を忘れず、わび・さびに美しさや明るさなどを加え万人に受け入れられるような美しさを作り上げ、独自に「小堀遠州流」と呼ばれる茶道を開きました。それは「きれいさび」と呼ばれ現在まで受け継がれています。小堀遠州の好みには瓢箪・耳付・前押・七宝文などがあり、茶碗や茶杓などはもちろん、茶道具全般に渡ります。書家でもあったこと、有名な茶人であることから掛け軸や、短冊なども人気があります。

3.掛け軸作家「小堀 遠州」の生い立ちや歴史

小堀遠州の名は通称で後年の名乗りです。名前は小堀政一といい、1597年に豪族の長男として生まれました。1595年に古田織部を師とし、茶道を学びました。1608年には、駿府城普請奉行となり修築の功によって従五位下遠江守に任じられます。この官名により通称、小堀遠州と呼ばれるようになり、現在はその名でよく知られています。小堀遠州は生涯で約400回茶会を開き、招いた客は2,000人を越えると言われています。69歳の1647年、伏見奉行屋敷にて死去。

4.小堀 遠州の掛け軸作品の代表作一覧

茶杓 銘・虫喰
よしやただの道歌色紙

5.小堀 遠州の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

小堀遠州の掛け軸は、真作であれば傷、汚れなどがあってもかなりの高額がつくこともありますが、保存状態が良いとなお高値で査定されます。また、古筆鑑定家による極札が付属している場合なども高額査定のポイントとなります。茶道具も人気が高く、状態が良ければ高額で取引されることが多いです。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

本物の作品であるか 割れや欠けはないか 保存の状態が良く、美品であるか 作者の署名があるか

6.小堀 遠州の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

オークションでの掛け軸の相場は、3万円前後ですが、過去の取引では縦27.8cm横42cmの虫食い補修、ヤケや折れがある箱付きの状態のものが91,000円で落札されました。小堀遠州の極め古筆了付きで二重箱の井戸茶碗は151,000円もの高額で落札されたケースもあります。また、筒書ありの自作逆樋竹茶杓も、101,300円で落札されています。

7.小堀 遠州の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

小堀遠州は茶道を馴染みやすい文化として新たな形で発展させた人物です。千利休から受け継いだ茶の心を生かし、独自の世界を開いた祖であり、「小堀遠州流」の茶道は現在でも親しまれています。小堀遠州の茶道具はもちろん、掛け軸も価値の高いものです。小堀遠州の作品をお持ちの方は、査定のご相談からでも承りますので、どうぞお問い合わせください。

その他の掛け軸について