松平 春嶽(まつだいら しゅんがく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.松平 春嶽の作品を売りたいお客様へ

俗に幕末といわれる江戸末期には、いろいろな大名や藩士が登場しました。松平春嶽も幕末に活躍した名君の誉れ高い人物です。彼の掛け軸などの書は現在でも世に出回っていて、時に高値で取引されることもあるほど評価の高い作品です。

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2.松平 春嶽についての解説

松平春嶽の書は彼が生きている当初から高く評価されていました。例えば、幕末期に文久永宝という貨幣が発行されましたが、この一部は松平春嶽の筆によるものといわれています。当時幕府の中でも能筆とされていた人の中から選ばれたということで、いかに彼がきれいな書を書くかをうかがわせてくれます。薩摩の島津斉彬、土佐の山内豊信、宇和島の伊達宗達とともに幕末の四賢候といわれました。

3.松平 春嶽の歴史

松平春嶽は田安徳川藩の当主である徳川斉匡の8男として1828年に生まれました。当初は伊予松山藩の養子になるはずだったのですが、世継ぎ問題などが起きた影響を受けて、16歳に福井藩を継ぐために入りました。当時藩は90万両ほどの借金があったのですが、藩政改革を進めた結果、財政基盤を盤石なものとしました。柔軟な思考を持っていた人物とも言われ、黒船のやってきた際には攘夷を主張していたのですが、いろいろな人物と交流する中で開国派に転じていきます。

4.松平 春嶽の代表作

  • 名所鵜川 嶋つとり鵜ふねの篝数ミえて くちはし河はやミなかりけり

5.松平 春嶽の作品の買取査定ポイント

掛け軸などの査定ポイントとして重視されるのは保存状態です。いかに有名人の書でも状態が悪いと修復など余計な作業が必要になってしまうからです。また、掛け軸には箱や袋などの付属品がついているはずです。このような付属品がすべてそろっているかどうかも重要なポイントになります。それらに加えて、松平春嶽の書の市場価値なども考慮に入れて最終的に買取価格を決めていきます。

代表的な査定ポイント
  • 保存状態
  • 付属品の有無
  • 市場価値

6.松平 春嶽の作品の取引相場価格

松平春嶽の掛け軸はネットオークションでもしばしばやり取りされていますが、本物であれば数十万円という高値がつくのも決して珍しくありません。総丈202cm・総巾42.8cm・本紙丈124cm・本紙巾28cmのもので80万円という買取価格がついたこともありました。「看破」と書かれた短めの掛け軸でも25万円の値のついたことがあります。いずれも多少傷や汚れがついていたそうです。もし保存状態がより良ければ、さらなる高値がつくことも十分期待できます。

7.松平 春嶽の作品の買取についてのまとめ

幕末期に活躍し、知名度の高い松平春嶽の掛け軸がもし本物であれば、かなりの高値のつく可能性が高いです。もし松平春嶽の掛け軸らしきものがあれば、一度鑑定に出してみるといいでしょう。もし本物なら思いがけない現金が舞い込んでくるかもしれません。