松田 雪柯(まつだ せっか)の作品を高価買取!掛け軸の査定ポイントを徹底解説!

1.松田 雪柯の作品を売りたいお客様へ

松田雪柯は、幕末の三筆と呼ばれている貫名菘翁の書法を、日下部鳴鶴や巌谷一六などに指導したことでも知られています。そんな雪柯は、掛け軸などの作品も多数手掛けており、買取市場でも多くの作品を見かけることがあります。

このページの目次

2.松田 雪柯についての解説

松田雪柯は、文政6年3月5日から明治14年9月3日の活躍した書家であり、伊勢山田、現在の三重県伊勢市出身です。名前は元修、字は子践、そして幼名は慶太郎、通称名は縫殿で、雪柯は号になっています。雪柯が主宰した研究会である述筆法堂清談会は、日本の書道界に大きな影響を与えることになります。もともとは清の段玉裁である述筆法の研究を行っており、明治13年に段氏述筆法を仕上げ、自費で80部を出版しました。この段氏述筆法の題字である山陰遺法は三条梨堂、叙文は日下部鳴鶴、そして跋文は巌谷一六によって執筆されています。中国作家の書画楊守敬の画風を受け継いだ掛け軸が有名です。

3.松田 雪柯の歴史

伊勢山田一志久保町に生まれた雪柯の家は、代々伊勢神宮の祠官でした。幼い頃から父である適翁に書画を習いはじめ、やがて貫名菘翁などの門人になります。その後、書画の鑑識や書法、水墨画などを学びます。彼は明治11年(1878年)、日下部鳴鶴や巌谷一六の招待によって上京し、研究や書画の鑑識を目的とした研究会である、「述筆法堂清談会」を主宰しました。日下部鳴鶴や巌谷一六とともに、中国書家の楊守敬を訪ね書法の教えを受けたことによる掛け軸が知られています。

4.松田 雪柯の作品の買取査定ポイント

松田雪柯の作品をどれも希少価値が高いものが多く、買取市場でも話題にのぼることが多いです。査定ポイントとしては、真作であることや状態が良いこと、さらに市場価値が高いことがあげられます。

代表的な査定ポイント
  • 作品の状態
  • 真作であること
  • 希少価値

5.松田 雪柯の作品の取引相場価格

松田雪柯の作品は、2000円前後からと、手ごろな価格のものも少なくありませんが、人気のある「伊勢神宮 神主 三重 / 猪飼敬所 貫名海屋」などは、状態次第では数万円から数十万円などの高値になることも珍しくありません。その他の作品も高値になることがありますので、作品をお持ちの方は相場をしっかりチェックすることをオススメします。

6.松田 雪柯の作品の買取についてのまとめ

松田雪柯は日本の有名な書家であり、中国書家の作風を受け継いだ掛け軸をはじめ、これまで様々な作品を送り出しています。買取市場でも話題にのぼることが多く、人気の作品は高値になることも珍しくありません。そのため状態によっては、高価買取も期待できます。