三熊 花顛(みくま かてん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.三熊 花顛の作品を売りたいお客様へ

三熊花顛は、1730年に生まれた画家で主に江戸中期に活躍した画家です。長崎の画家大友月湖に就いて学び、主に写生画風にたけた人物だと評価されています。妹でもある三熊露香も三熊花顛の画を手伝ったとされています。                   

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2.三熊 花顛についての解説

三熊花顛の作品の特徴として、桜の画が多いことが挙げられます。これは三熊花顛自身が写生風景を描くことを得意とし、日本の代表ともいえる桜を描いたからだと言われています。また、近世畸人(きじん)伝という作品の挿絵を担当しており、自身が亡くなると妹の三熊露香が代わりに挿絵を担当することになりました。三熊花顛は俳句も得意としており、作品も残っています。

3.三熊 花顛の歴史

三熊花顛は幼いころから絵を嗜んでおり、様々な作品を世に送り出していきました。その才能は多岐にわたり、俳句にまでおよんでいます。近世畸人伝という作品では挿絵を担当しており、オールマイティーな画家と言えるでしょう。その時代では鳳凰や竜虎を書く画家が多く存在していましたが、存在していないものを書いても仕方がないと言い、日本特有の桜を書くことによって名をはせた人物です。写生画風に特に優れ、彼の真似ができる画家はおそらくいないと言われています。                   

4.三熊 花顛の代表作

  • 桜下牧牛之図
  • 桜花薮

5.三熊 花顛の作品の買取査定ポイント

三熊花顛は俳人から写生画家まで幅広い活動をして活躍してきました。特にその時代は鳳凰や竜虎と言ったものを屏風に書くのが主流だったのに桜の絵を書いて大成した人物なので異例ともいえます。三熊花顛の作品で桜の作品であれば、高額な値が付く可能性があります。現存している作品自体が少ない人物ですので、新たな作品が出れば値段も上がる可能性もあるでしょう。

代表的な査定ポイント
  • 真作であること
  • 作品の希少性
  • 作品の状態

6.三熊 花顛の作品の取引相場価格

三熊花顛の作品は、高額に取引されている印象があります。特に日本人が今でも好きな桜にはとても高額な値が付きます。桜下牧牛之図という作品では9万円という高値がついて取引されています。安い作品でも2万円という値で取引されているので三熊花顛という人が書いた作品自体に価値があると言っても過言ではないでしょう。サイズとしましては掛け軸で、縦195センチ、横62センチと少々大きいサイズの作品が多いです。現存している作品も多いので、作品を持っている方は一度査定をしてもらってはいかがでしょうか。

7.三熊 花顛の作品の買取についてのまとめ

三熊花顛は、写生風景を書くのに優れた画家でその当時信じられてた鳳凰や竜虎を書くのではなく、身近な桜を書くことで有名になった画家です。その本物の桜とそっくりな画はとても人気が高い画なので一度拝見してみてはいかがでしょうか。