森山 知己（もりやま　ともき）の作品を高価買取！掛け軸の査定ポイントを徹底解説！

1.森山 知己の作品を売りたいお客様へ

現在も、エネルギッシュな作品づくりを行う森山知己は、注目の現代美術の日本画家です。わが国で、独自に花開いた日本画の技法は、グローバルな世の中になり、急速に失われつつあります。森山知己は、こうした失われつつある日本絵画の伝統的な技法を、その価値観や材料まで現代の表現方法として、蘇らせる試みを行っています。

2.森山 知己についての解説

現代美術の日本画家である森山知己は、現在は故郷の岡山を起点に、精力的な創作活動を行っています。毎年のように全国で個展やグループ展を開いている一方で、古典の日本画の復興を目指し、意欲的に壁画の修復に携わるなど、その底力は計り知れません。また、倉敷芸術大学で、後進の育成に励むなど、バイタリティーに富んだ人柄も注目です。

3.森山 知己の歴史

森山知己は、1958年岡山県倉敷市生まれで、地元の高校を卒業後、東京芸術大学美術学部絵画科へと進み日本画家を目指します。卒業後1982年に、東京セントラル美術館日本画大賞展に初入選を果たすと、東京芸術大学大学院に籍を置きながら、各地で和紙をテーマとした個展やグループ展を活発に行います。2007年には、景光山くらしき不洗観音寺において、客殿の板戸と襖絵を奉納し、近年では、不洗観音寺客殿の障壁画を、古典技法を復元しながら描く事業にも携わっています。

4.森山 知己の代表作

• 『海風』
• 『流水紅白梅』
• 　『瀧』
• 『水の記憶シリーズ』

5.森山 知己の作品の買取査定ポイント

尾形光琳によって、描かれた国宝「紅白梅図屏風」の再現の工程をテレビで放映されるなど、森山知己は高い認知度と数々の賞に裏打ちされた人気の日本画家です。作品の数も多く、美術館に収蔵されるなど、その人気のほどがうかがえますが、買取査定ポイントとしては、特に保存状態良しあしが価格に反映されます。

代表的な査定ポイント

• 作者の知名度や代表作
• 保存状態の良しあし
• 真作であること
• 付属品あるいは付属部の保存状態

6.森山 知己の作品の取引相場価格

森山知己の作品としては、比較的取引きの行いやすい小さなサイズからが、オークションで見られます。取引き相場価格は、印刷物などが1,000円から、絵画は20,000円から50,000円台で推移しているようです。題名「月」は、生き生きとした竹林に朔の月が描かれたもので、額に多少傷があるものの、真作で作品状態は良好です。大きさは縦33.8cm×横43.5cmで、1,000円からのスタートで、落札価格が52,000円で落札されました。

7.森山 知己の作品の買取についてのまとめ

森山知己の作品は、オークションなどでは比較的多く出品されているようです。人気がある画家とあって、価格はそれなりの値がつきますが、これまで出版されてきた印刷物にも注目です。