村上 華岳（むらかみ　かがく）の掛け軸買取を実施中！【SATEeee掛け軸買取】へ

1.村上 華岳の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

村上華岳は近代を代表する大正から昭和期の日本画家。村上華岳の人物画・仏画は20世紀最高峰と称されることもあり、細密な描写で描かれる神秘的な作品は見る人の心を惹きつけます。村上華岳の水墨画は特に人気で、水墨画で描かれた仏画のほか椿や牡丹の画も高い査定額になることが多いです。

2.掛け軸作家「村上 華岳」についての概要

大阪に生まれた村上華岳は、独特の画風で仏画・人物画などにおいて素晴らしい作品を残しました。近代における最高の仏画家でありましたが、幼少期には実父母の元から離れ神戸叔母の嫁ぎ先へ預けられるなど家庭環境は複雑でした。また、村上華岳は病弱でもあったことからか、小さな作品も多く、色彩も白黒に近い作品が多いです。

3.掛け軸作家「村上 華岳」の生い立ちや歴史

1888年に大阪に生まれ、本名は武田震一。幼少期に神戸の村上家に預けられ、神戸の小学校に通いました。13才の時に実父が亡くなり、実母は再婚して行方が分からなくなったようです。1903年に京都市立美術工芸学校で学び始め、1909年には上級学校である京都市立絵画専門学校に入学、卒業後は同専門学校研究科に進学しました。1908年からは文展に出品を始め、第5回文展では、褒状を受けました。ここまで数々の素晴らしい作品を残した村上華岳でしたが、1921年には喘息が悪化し、国画創作協会の仲間は渡米しましたが、彼は渡米を見合わせることになりました。1923年拠点を京都から神戸に移し、以前の画壇とは距離を置き、独自の画法でオリジナリティの高い作品を残し、1939年に喘息で死去。51才の時でした。

4.村上 華岳の掛け軸作品の代表作一覧

驢馬に夏草　1908年
裸婦図　1920年
椿　1938年

5.村上 華岳の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

村上華岳の作品は、水墨画の仏画、牡丹、椿を描いた作品が特に人気です。また、掛け軸などの場合は共箱、共シールが付いていればさらに査定額が上がります。また、精密に描き込まれている作品の場合も査定額が変わってくるので、どういった画法で描かれていて、どのような出来栄えかどうかも査定のポイントとなります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

• 村上華岳の本物の作品か
• 良好な保存状態をキープしているか（欠け・割れがない）
• サイズは比較的大きめであるか
• 出来栄えが良いか

6.村上 華岳の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

村上華岳の仏画は、2019年2月19日放送のテレビ東京「開運！なんでも鑑定団」では250万円という高額な査定結果でした。この作品は大正12年に京都から神戸に転居する前の作品です。また、2015年5月12日放送の回では、代表作である「裸婦図」と同年の作品で、牡丹を描いた掛け軸も250万円と高値の査定がされました。作品によっては数十万円から、観音菩薩像などの評価の高い作品では1000万円以上になることもあります。

7.村上 華岳の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

村上華岳の作品は神秘的で神聖な雰囲気が美しく芸術的評価の高い画家です。小さな作品でも数十万円ほどの値がつくことも多いので、村上華岳の作品をお持ちの方は査定だけでも、ぜひ一度ご相談ください。

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