内藤 湖南(ないとう こなん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1内藤 湖南の作品を売りたいお客様へ

内藤湖南は明治から昭和時代前期に活躍した日本の東洋史学者です。王羲之の書を筆頭とする帖学の正統を高く評価し、書に関する論考が多い内藤湖南の作品は現在でも高く評価されています。ここでは内藤湖南の作品の高額買取ポイントをまとめます。

このページの目次

2.内藤 湖南についての解説

内藤湖南は秋田の儒者の家に生まれ、秋田師範学校を卒業に、小学校の訓導を務めたものの、すぐに上京して操觚界(文筆に従事する人々の社会)に入りました。大阪朝日新聞の記者をした後、京都帝国大学文科大学で東洋史学を担当し、文学博士になった経歴があります。内藤湖南は日本における中国学の基礎を築き上げた人物なのです。

3.内藤 湖南の歴史

内藤湖南は白鳥庫吉とともに戦前を代表する、東洋学者であり、戦前の邪馬台国論争や、中国に於ける唐宋変革時代区分論争などで学界を二分しました。現在の秋田である陸奥国毛馬内村に生まれた内藤湖南は6歳で大学をわずか4カ月で習得し、7歳で二十四孝と中庸と四書を習得。13歳の時には日本外史を通読し、詩作を始めました。東京に上京後は頻繁に渡清し羅振玉や王国維ら多くの学者や文人と交流しながら見識を磨き、晩年には帝国学士院会員にも選出されています。

4.内藤 湖南の代表作

  • 内藤湖南全集

5.内藤 湖南の作品の買取査定ポイント

内藤湖南は東洋史学者でありながら、書に関する論考も多く、掛け軸や書物などの作品も多く世に出ています。主要な著述は「内藤湖南全集」全14巻に収録されています。内藤湖南の作品の買取査定ポイントは保存状態がよいか、共箱や箱書などの付属品はあるのか?という点が大きいでしょう。保存状態が悪ければいくら本物でも高額査定は見込めませんので取扱いには注意したいです。

代表的な査定ポイント
  • 共箱の有無
  • 作品の状態(シミ、汚れ、焼けなどはないか)
  • 軸先の素材
  • 箱書の有無

6.内藤 湖南の作品の取引相場価格

内藤湖南は戦前を代表する非常に有名な東洋史学者ですが、内藤 湖南の書を掛け軸にした作品は多くあります。ヤフーオークションなどのオークションサイトでの内藤 湖南の買取相場をチェックしてみると、最安値は5850円~で、最高値は650000円になっています。平均すると15万円前後での買取が見込めるかもしれません。破れや焼け、シミなどがなく、保存状態がよい内藤湖南の作品であれば高額査定は期待できるでしょう。

7.内藤 湖南の作品の買取についてのまとめ

内藤湖南は書家ではありませんが、書物を発表しており、内藤湖南の掛け軸などの作品は非常に価値があるものになっています。内藤湖南の作品が本物であれば、高額で買取できますので、きちんと査定できる買取業者を選んで査定してもらいましょう。