西川 春洞(にしわか しゅんどう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.西川 春洞の作品を売りたいお客様へ

西川春洞は江戸生まれの書家であり、如瓶人、大夢道人、などの別号もあります。明治、大正時代に活躍した大家で漢魏六朝をはじめ各体に抜きん出ています。明治の漢字書道界の大きな系列を形成した西川春洞の作品は大変人気があり、貴重です。ここでは西川春洞の作品を高額買取してもらうためのポイントをまとめます。

このページの目次

2.西川 春洞についての解説

西川春洞は唐津藩医元琳の子であり、江戸の藩邸の生まれ。書をはじめとして欧陽詢や「曹全碑」を学んで幕末明治に流行した巻菱湖の風を得意としました。また渡清した日本人を通して、漢魏六朝をはじめとする古碑法帖なども幅広く学習しています。徐三庚と楊見山あたりの書風に最も強い影響を受けており、中国趣味を積極的に取り入れた作風が人気です。

3.西川 春洞の歴史

西川春洞は1847年生まれで、江戸の日本橋で生まれました。西川家は代々医を持って唐津藩に仕えており、西川春洞は祖父の亀年に書を学びました。西川春洞は漢魏六朝をはじめ各体に抜きんで、その門に学ぶ者は2000名以上はいたといわれています。明治の漢字書道界で最も門下生が多かったのは日下部鳴鶴ですが、これに拮抗する存在として知られているのが西川春洞なのです。西川春洞は晩年、明治書道界を興し、大正4年に逝去しています。

4.西川 春洞の代表作

  • 『篆書七言絶句』

5.西川 春洞の作品の買取査定ポイント

漢魏六朝をはじめとする古碑法帖や鄭道昭や北魏の造像銘、金農や鄧石如にいたるまで幅広く学習した西川春洞の作品は、今日の漢字書道界の基礎を作ったとも言われています。そのため高い評価を得ており、西川春洞の作品は高額買取が期待できるでしょう。買取査定のポイントは、掛け軸の状態はどうなのか?シミや焼け、汚れなどはないのか?など保存状態です。また共箱などの付属品があるかどうかも査定においては重要なポイントにです。

代表的な査定ポイント
  • 共箱の有無
  • 作品の状態(シミ、汚れ、焼けなどはないか)
  • 軸先の素材
  • 箱書の有無

6.西川 春洞の作品の取引相場価格

西川春洞の作品は、洒脱な絵に軽妙な賛をあわせることもあり、この時代の中国趣味を積極的に取り入れた作品が多いです。ただ中国趣味だけではなく、江戸の文人気質を晩年まで失わなかったのが西川春洞の作品の魅力とも言えるでしょう。海外からの評価も高い西川春洞の作品の買取価格の相場は、ヤフーオークションなどのネットオークションの相場をチェックしてみると、20000~300000円と相場はまちまちです。本物であれば高額査定が期待できるでしょう。逆にレプリカも多く出回っています。

7.西川 春洞の作品の買取についてのまとめ

西川春洞の作品は古いものが多いので、保存状態によって買取価格は大きく変動しそうです。現在でも非常に人気のある書家なので、本物であればかなりの高額買取が期待できるでしょう。掛け軸の鑑定を専門に行える鑑定士のいる買取業者を選ぶことをおすすめします。