織田 観潮(おだ かんちょう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 織田 観潮の作品を売りたいお客様へ

織田観潮は大正から昭和にかけて活躍した日本画家で掛け軸や絵本の挿絵など、その作品は数多くあり高い評価を受けています。保管状態の良い掛け軸があれば、高額査定も期待できるかもしれません。そのためにも織田観潮がどのような人であるか、どんな作品があるか知っておくとよいです。

このページの目次

2. 織田 観潮についての解説

大和絵をよく学んだ織田観潮は巽画会展での入賞を始めとして数々の賞を受賞しています。歴史画や物語の挿絵などで高い評価を受けている織田観潮の作品は高値で取引されています。繊細なタッチで花や鳥を細やかに描き、人物に至っては人の表情の一つひとつをつぶさな観察眼をもって描いていますので、その絵に魅了される人は多いのです。

3. 織田 観潮の歴史

織田観潮は明治22年12月東京根岸に生まれました。名は定次です。画を学んだのは尾竹国観と小堀鞆音でした。国観は教科書や雑誌、絵本の挿絵を良く手掛けていてポンチ絵も得意でしたので、のちの織田観潮に影響を与えたのでしょう。また、国観の師でもあった小堀鞆音は歴史画を多く手掛けていましたのでそれも織田観潮に影響を与えました。織田観潮の描いた挿絵は「かぐや姫」などの子供用の絵本も多くあります。そういった本は今もなお、子供たちに読み継がれているのです。

4. 織田 観潮の代表作

  • 大原女 
  • 梅花鶯

5. 織田 観潮の作品の買取査定ポイント

本人の作品であるかどうかがわかる落款のあるなしは重要なチェックポイントです。また、傷や汚れ、ヨレ、シミといったものは年月が経っていれば仕方のないものでしょうが、その程度にもよるでしょう。あまりにひどいと思われるような汚れなどがあると査定額が下がります。けれども、織田観潮の作品は戦前のものが多いので戦後のものよりも時代ものという点での評価は高いです。

代表的な査定ポイント
  • 虫食い穴がどのくらいあるか
  • 折りしわの程度はどのくらいか
  • ヤケの程度がどのくらいか

6. 織田 観潮の作品の取引相場価格

織田観潮の作品は500円から25,000円で取引されています。最高値の25,000円のものは「梅花鶯」で目立った汚れや傷はありませんが、全く無傷というわけではないです。何と言いましても年月が経っていますので、多少の傷などがないというわけではなく目立たない程度ということなので、許容範囲内と解釈するとよいでしょう。付属品の箱があることも大きいです。サイズは本紙ですと横41.5㎝で縦124㎝、総丈は横55.3㎝で縦217㎝になります。

7. 織田 観潮の作品の買取についてのまとめ

織田観潮の作品は子供向きの絵本から掛け軸と幅広くあります。特に絵本はいまだに図書館や本屋さんにあるでしょう。掛け軸はもしかするとお宅の押し入れに眠っているかもしれませんので、片付けの際に探してみる価値ありです。