小栗 布岳(おぐり ふがく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.小栗 布岳の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

小栗布岳は幕末から明治期の浄土真宗の僧、南画家です。若い頃から南画、漢詩に強烈な興味を示し、生涯にわたり詩書画の制作に力を注ぎました。小栗布岳の作品は南画でありながらも宗教的題材を盛り込んだものが多いです。

このページの目次

2.掛け軸作家「小栗 布岳」についての概要

小栗布岳(1834年〜1915年)はすべての職を辞した後、本山で教導布教にあたり、1888年に佐伯善教寺主となりました。住職をする傍ら地方巡講を務め、1905年には寺内に竹林庵を結び、詩書画を楽しむ余生を送りました。

3.掛け軸作家「小栗 布岳」の生い立ちや歴史

小栗布岳は大分郡戸次(現大分市)妙正寺の二男に生まれ、別号に不学、元園生、衣は憲一があります。日田の咸宜園で広瀬淡窓に学んだのち、絵を帆足杏雨や平野五岳に学びました。京都本山の学寮に学ぶと、日田長福寺住職となりました。松方正義の推挙により弾正台に出任、さらに大蔵省、教部省などに勤めました。

4.小栗 布岳の掛け軸作品の代表作一覧

  • 花卉図

5.小栗 布岳の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

小栗布岳は晩年は詩書画に没頭し、詩・書・画を究め三絶僧と称されました。生涯に多くの詩書画を残していますが、人気があることの裏返しで贋作も多く出回っています。そのため、真作であるかどうかが大きなポイントとなっています。鑑定書や証明書などがあれば、高額査定になる可能性があるでしょう。また保存状態が良いか、箱があるかなども査定額UPの重要な要素です。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • 希少な作品であるか(欲しがる人が多いほど買取価格はあがります)
  • 素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 傷み具合はどうか(保存状態が良好であれば評価額が高くなります)

6.小栗 布岳の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

現在において小栗布岳の作品が市場に出回ることは稀です。そのため実際の買取相場価格は残念ながら不明となっています。取引相場価格は、保存状態や作品の種類によって大きく変わります。小栗布岳の真作であることが証明できる作品であれば高値で取引される可能性があります。

7.小栗 布岳の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

小栗布岳は明治政府に8年間奉職した後、本山に帰り兄とともに本山の改革と真宗布教に尽くしました。小栗布岳の作品の市場需要は高いですが、贋作も出回っています。小栗布岳の作品を高額で売却したいと望んでいるのなら、真作保証できること、保存状態が良いことが重要なポイントになるでしょう。

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