大河内 夜江(おおこうち やこう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 大河内 夜江の作品を売りたいお客様へ

大河内夜江は日本画の大家で、その作品は高評価されています。もしも自宅にあれば査定してもらうとよいでしょう。その際は大河内夜江がどのような人物か、どんな作品があるのかを知っておきましょう。どのくらいの値段で取引されているのかという情報もまとめていますので、参考にしてください。

このページの目次

2. 大河内 夜江についての解説

大河内夜江はとても勉強熱心な日本画家です。高等小学校を卒業して上京し、白馬会洋画研究所で絵を学びました。その後数々の展覧会で入選すると、今度は30歳で京都絵画専門学校選科に入学し、菊池契月の画塾にも入りました。数々の作品があらゆる展覧会で入選しています。帝展は無鑑査出品者として15回まで連続出品しました。

3. 大河内 夜江の歴史

大河内夜江が生まれたのは東山梨郡大藤村でした。一時は上京して東京に行くのですが、何年かすると京都の学校に入りました。学校を卒業する年には「秋の大原」を描いていますので、やはり京都が好きだったのでしょう。ちなみにこの作品は特選に選ばれています。一時的は東京に住みますが、やはりまた京都に戻り、晩年は京都で個展を開きながらゆっくり過ごしました。

4. 大河内 夜江の代表作

  • たにまの春(1927年)
  • 山水(1942年)

5. 大河内 夜江の作品の買取査定ポイント

大河内夜江の作品を査定の際重要なのは、本人の作品かどうか見極めるための落款です。その次に傷や汚れなどを確認しますが、掛け軸の場合は絵画部分のみではなく、軸の方や紐の部分もよく見ておきましょう。軸に傷があったり、紐の跡があったりということも考えられるためです。

代表的な査定ポイント
  • ヤケやシミがどのくらいか
  • 切れている部分はあるか
  • 虫穴はどのくらいあるか

6. 大河内 夜江の作品の取引相場価格

大河内夜江の作品はオークションサイトで多く取引されています。その取引相場価格は1,129円から36,000円です。36,000円のものを見てみると「大原道」という掛け軸で、全体の寸法は縦が207センチ、横が39センチで、絹本の寸法は縦が124センチ、横が27センチで、箱もついています。シミ、汚れ、ヤケがあるのですが、時代を考えると許容範囲内と言えるでしょう。

7. 大河内 夜江の作品の買取についてのまとめ

大河内夜江の作品は数々の展覧会で賞に輝いているだけあって知名度が高いです。また、花鳥画にも優れている作者なので鳥や花、人物の描き方も丁寧な作品が多く残されています。