太田 秋民(おおた しゅうみん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

大和絵師であった太田秋民は、大正時代~昭和前期までの間活躍しました。美術展覧会に出展された絵はがきがいくつか残っており、はがき一枚でも1,000円以上の額で取引されています。掛け軸になるとより高額で取引されているようです。

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2.太田 秋民についての解説

太田秋民は花鳥画(鳥や虫などの動物、植物などを主題とした絵)や風景画が多く残されています。だが、絵はがきには平安時代を思わせる局の絵や美人画を華やかに描いており、掛け軸の作品とはまたひと味違った作風を楽しめます。

3.太田 秋民の歴史

太田秋民は本名を太田益三郎といい1881年(明治14年)に福島県信夫郡平田村で生まれました。彼は農家の三男でした。大学は東京美術大学(現在の東京芸術大学)に通い、荒木寛畝(あらきかんぽ)に弟子入りし、荒木寛畝没後は荒木十畝から教えを受けました。1917年(大正6年)には第11回文展に入選しています。1919年、宮杜タミと結婚し子どもを授かるが、1940年妻と子どもの一人を失い、1950年太田秋民自身も病で亡くなりました。

4.太田 秋民の代表作

  • 唐美人
  • 水辺春趣
  • 徳川光圀

5.太田 秋民の作品の買取査定ポイント

もちろんですが太田秋民本人が手がけたものであることが大切です。贋作であった場合は美術品的価値のみになりますので、無価値というわけではないですが大きく価値が落ちてしまいます。掛け軸の作品は評価が高いですので、シミなどがなく保存状態が良いと価値が大きく上がります。さらに、あらかじめ鑑定シールが貼ってある場合や、箱が付いている場合ないときと比べると、高く買い取ってもらえます。

代表的な査定ポイント
  • 贋作でなく真作である
  • シミがなく保存状態が良い
  • 鑑定シールや箱の有無

6.太田 秋民の作品の取引相場価格

掛け軸の場合は8,000円~ものによって10,000円程度で取引されているようです。派手すぎない色使いが人気なのでしょうか。水墨画のような作品は特に人気のようです。また、絵はがきは一枚あたり安いもので800円台、高価もので1,000円を超えます

7.太田 秋民の作品の買取についてのまとめ

太田秋民は花鳥画を中心に描いており、芸術的価値は上昇しているのではないかと感じられます。彼の作品『徳川光圀』に関しては徴古館という国の重要文化財などを所蔵する場所に保管されています。このように貴重なものもあるため、市場にはあまり流通してないと考えられます。その稀少が故にこれからより高評価なものになり得ると考えます。