李 士達(り したつ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.李 士達の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

李士達は中国明代後期の画家です。画法は董源(とうげん)に学んでいます。色彩などは独自のものがあり、大金を出してもなかなか入手できないくらい人気があったといわれています。エキセントリックな独自の画法は今も人気ですので高値が付く場合があります。

このページの目次

2.掛け軸作家「李 士達」についての概要

李士達は万歴期の1573年から1619年に活躍しています。奇想の山水画といわれるくらい構図が独特で細密な表現が特徴です。日本でも李士達の評価は高く、東京国立博物館所蔵の『竹裡泉声図』は重要文化財に指定されています。

3.掛け軸作家「李 士達」の生い立ちや歴史

李士達は中国江蘇省の生まれですが生没年不詳です。故郷の蘇州で16世紀後期に活躍していたことは知られています。画法を董源(とう げん)に学び、同郷の謝時臣(しゃじしん)の影響も受けたといわれていますが、色彩や形態感覚は独特で李士達自身が確立したものです。山水画や人物画が得意でそれらを中心に描いています。植物は苦手と言っていたそうですが、代表作のひとつ『瑞蓮図』は高く評価されています。友人の家で「並蒂蓮」(一本の茎に二つの花がついた蓮)を見て吉兆だと言い、描いたといわれています。茎と葉に汁緑という植物性の顔料を使うなど特徴ある作品を残しています。

4.李 士達の掛け軸作品の代表作一覧

  • 瑞蓮図(1606年)
  • 山亭眺望図(1618年)
  • 秋景山水図(1618年)
  • 十八羅漢水墨
  • 竹裡泉声図

5.李 士達の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

李士達は16世紀後期から17世紀にかけて活躍した画家なので、21世紀の現在では李士達の作品は入手が難しく、模写や偽物が多いのも事実です。李士達の真作であることが条件ですが、思いがけず高値が付く場合があるかもしれません。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 李士達の署名はあるか(銘や落款)
  • 李士達本人の作であるか(鑑定書等はあるか)
  • 紙や絹など素材は何か
  • 箱や共布などの付属品はあるか
  • 作品の保存状態は良好か(汚れやスレなど)

6.李 士達の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

李士達の作品は、真作であれば300年以上のものということになります。ネットオークションサイトで、肉筆(真作の保証はしない)という『人物画』長さ184cm×横幅57cm、経年の汚れやスレありというものが20,000円の取引価格で出ています。偽物でもこのくらいの値がつく画家です。

7.李 士達の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

李士達の作品は、李士達が活躍していた当時から人気があった画家で現在も高評価です。もし李士達の作品をお持ちという方は、一度査定にだしてみてはいかがでしょうか。

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