良寛(りょうかん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.良寛の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

良寛は江戸時代の僧侶で、童話として語り継がれていることや、その質素な暮らしぶりや子供と遊び人と自然を愛した人柄から今も多くの日本人に愛されています。その一方で、多芸でも知られ、和歌や書は達人と評されており、掛け軸などの作品は高値での買取が期待できる作家の一人です。

このページの目次

2.掛け軸作家「良寛」についての概要

良寛は江戸後期の僧侶。宗派は曹洞宗です。また歌人としても知られ、同時に漢詩人、書家としてもその名を知られています。質素な生き様を貫いた人としても知られ、生涯寺を持たず、常に粗末な衣服で暮らし、子供らと歌い遊んだ親しみあふれるお坊さんというイメージで現在に語り継がれています。その一方で、万葉風の和歌とその書風は大胆にして自由奔放で高い評価を誇ります。

3.掛け軸作家「良寛」の生い立ちや歴史

良寛は越後(現在の新潟)で生まれたとされています。ただし、その生年も含めて出自に関しては不明な点が多いとされています。名主の子に生まれ18歳で出家。曹洞宗に入り良寛を名乗り始めます。全国を行脚したのち京から高野山に上り、40歳をいくつか過ぎたころ越後に戻ります。生涯寺を持たず無一物の托鉢生活を送り、人に説法することもなく子供と遊び、人や自然を愛しました。そんな暮らしの一方で良寛は俳句や和歌、俗謡、さらに漢詩や狂歌が非常に巧みで、書の名人でもありました。没年は1831年とされています。

4.良寛の掛け軸作品の代表作一覧

漢詩 柳娘二八歳(製作年不詳)
漢詩 憶在円通時(製作年不詳)
漢詩 今日乞食逢驟雨(製作年不詳)

5.良寛の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

逸話も多く、また童話にもなっているほどの人物であるため人気が高く、高値での買取も期待できるといえるでしょう。ただその人気故に贋作の多いことでも知られる作家だけに、高値で取引される条件としてはまず確実に良寛の作品であるといえることが大事です。そのほか、保存の状態や箱があるかないか、さらに大きさなども査定額を大きく左右します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 本当に良寛の正真正銘の作品か
  • 傷や汚れ、折れなどははないか
  • 箱はあるか、良い保存状態が保たれているか
  • サイズは?

6.良寛の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

知名度が高く人気の高い作家だけに、掛け軸を中心に良寛の作品はネットオークションなどでは真贋不確か、あるいはレプリカのものなどでも500円程度から数千円で取引されています。当然、肉筆の保証を謳ったものであれば高値を呼び、「本紙サイズ横47 × 縦132 cm、総丈サイズ横 50 × 縦192cm、紙本・二重箱入、安田靫彦箱書、状態…本紙少オレ・少傷ミ・修復痕」という作品が859,193円です。同じく肉筆を保証するもので、「本紙サイズ横27 × 縦129 cm、総丈サイズ横39.5 ×縦200cm、紙本・二重箱入、持田一水庵極、状態…本紙少オレ」という作品が322,111円で取引されています。

7.良寛の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

童話になるほど日本人の間で親しまれ、その質素な生活や贅沢を排除した生き様から今も多くの人に愛され続ける良寛。多芸で和歌や書も達人級の腕前であったため、掛け軸などの作品は高く評価され人気を呼んでおり高値で取引されることも多い作家です。もし、良寛を所蔵されている方がおられましたら、是非一度、鑑定にお持ちいただくことをお勧めいたします。

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