佐伯 岸駒(さえき がんく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 佐伯 岸駒の作品を売りたいお客様へ

佐伯岸駒は、今も謎が多い画家です。出身地が現在の富山県高岡市と石川県金沢市という2説があります。近年ではいくつかの書物から金沢説が濃厚です。理由は不明ですが歳を偽っており、苦労人としても知られています。

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2. 佐伯 岸駒についての解説

佐伯岸駒は生前から画料の高さからあまり良い評価は受けておらず、山師と言われることもありました。しかし迫力のある虎の絵を得意としていた画家です。写生技術もとても高く、虎の頭蓋骨を実際に手に入れ、虎の頭の皮をかぶせて精密に写生をするなど、忠実な観察記録を残しています。

3. 佐伯 岸駒の歴史

佐伯岸駒は母が仕立屋と再婚したことで金沢で育ちます。生活は苦しく師に就くことができず、店の看板や暖簾で文字を覚えたと言われています。12歳ごろには丁稚奉公に上がっています。画風から岸駒は沈南蘋に師事していたのではないかと考えられています。佐伯岸駒をはじめとする岸派は一般的とは言い難いですが、京都では至る所に作品が残っています。有栖川宮家の近習となったことで、減後の元天明の火災で焼失した障壁画の政策で活躍しています。

4. 佐伯 岸駒の代表作

  • 黒梅図杉戸 (1782 年)
  • 浄福寺方丈障壁画 (1793年)

5. 佐伯 岸駒の作品の買取査定ポイント

佐伯岸駒は周囲の妬みから悪い噂が流されており、生前はあまり正しい評価をされていませんでした。しかし近年では再評価され価値が上がっています。そのため作品は買取市場でも人気があるので高値の買取が期待できます。人気があるからこそ、印刷工芸品や模倣遺品といったものも多いです。そのため自分の持っている作品が本物であるかを確認することが必要です。作品としては、虎をはじめとする動物を題材としている作品は人気が高く、高値での買取が期待できます。

代表的な査定ポイント
  • 本物であるかどうか
  • 描かれているものが動物か

6. 佐伯 岸駒の作品の取引相場価格

佐伯岸駒の作品は、本物であれば買取額は10万円を超えるものがとても多いです。それに対して1000円ほどのものも見受けられますが、それは模写であることがほとんどです。買取額が1万円程度のものは、作品の状態があまり良くなかったり、描かれているものが人物や風景といったものであったりすることが多いです。佐伯岸駒の得意としていた虎をはじめとする動物を描いている作品は高値が期待できるものが多いです。作品の状態が良いほど高値が期待できるので、自宅保管は丁寧に行いましょう。

7. 佐伯 岸駒の作品の買取についてのまとめ

佐伯岸駒は近年再評価されており買取市場でも人気があります。これから査定を受けようと検討している人は、今が売り時ともいえます。特に虎など動物を描いているものは人気があり、状態が良いものは高値が期待できるものが多いです。