酒井 亜人(さかい あじん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.酒井 亜人の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

酒井亜人は、日本の画家です。渋い色調と簡化された近代的画面に特色がある独特の作風で注目を集めました。また、1938年新日本画の樹立を目指して創立された新美術人協会に会員として参加しました。

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2.掛け軸作家「酒井 亜人」についての概要

酒井亜人の画風は『冬』で見られるような立体感のある洋画的な表現から、次第に色使いに重厚さが増し、大胆で簡潔化された構図へと変わっていきます。再興第37回院展に出品した『晩秋』では、院展最高賞の大観賞を受賞し、独自の描写スタイルが確立されました。

3.掛け軸作家「酒井 亜人」の生い立ちや歴史

酒井亜人(1904年〜1965年)は、千葉県山武郡大網町に生まれ、はじめ山内多門の弟子の萓原黄丘に師事し、後独学で絵を学びました。第34回院展において『冬』が初入選し、以来毎年出品を続けました。

4.酒井 亜人の掛け軸作品の代表作一覧

  • 垣根(1950年)
  • 山(1951年)
  • 晩秋(1952年)
  • 茶室(1953年)
  • 樹(1955年)

5.酒井 亜人の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

酒井亜人の描く風景画は渋みのある色合いが特徴的で、また独特なセンスが異彩を放っていることから画壇の革命児として注目を集めました。西洋の前衛芸術を果敢に取り入れた作風は日本画に新生面を与えたと高く評価されています。保存状態が良いとさらに高額買取できる可能性があります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
  • 作者の署名・落款(らっかん)があるか
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か
  • 素材の質、種類
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていれば査定額は上乗せできます)

6.酒井 亜人の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

国内のネットオークションで、酒井亜人の掛け軸『海』が3万5千円で落札されました。この作品は145cm×69cm、絹本、状態良好という条件で出品されたものでした。作品に酒井亜人の落款があり、付属品(共箱)も揃っていたことから高値での取引が成立しました。

7.酒井 亜人の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

日本美術院の俊英として活躍した酒井亜人は、「新しい日本画の旗手」また「モダニズムの革命児」とも評されています。酒井亜人の作品を売却しようと思っているのなら、真作証明できることはもちろん、作品の保存状態、付属品が揃っていることも確認しておきましょう。

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