佐藤 春夫(さとう はるお)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.佐藤 春夫の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

佐藤春夫は近代日本の詩人・作家です。雑誌「三田文学」「スバル」などに詩歌を発表。その後文壇にデビュー。明治末期から昭和まで旺盛に作品を残しました。佐藤春夫の掛け軸作品は主に短歌や詩歌を書いたもので、文学的にも価値があるものです。とても貴重なものですので高額査定も期待できるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「佐藤 春夫」についての概要

近代日本の詩人・作家である佐藤春夫。艶美清朗な詩歌と倦怠・憂鬱の小説を軸に、文芸評論、随筆、童話、評伝、和歌など、その活動は多岐に及びます。明治期は思想的な傾向を示す「傾向詩」を多く手がけていますが、大正に入ってからは小説作品が多くみられます。門弟は3,000人といわれ、井伏鱒二や太宰治、檀一雄といった錚々たる作家が名を連ねています。

3.掛け軸作家「佐藤 春夫」の生い立ちや歴史

佐藤春夫は1892年和歌山県に生まれました。医師である父は文芸に造詣が深く、春夫もまた文学少年として成長しました。中学を卒業すると上京。慶應義塾大学予科文学部に入学しましたが後に中退しています。雑誌『三田文学』『スバル』に抒情詩や傾向詩を発表すると識者の注目を集めました。谷崎潤一郎の推挙により文壇に登場すると『田園の憂鬱』『お絹とその兄弟』『美しき町』などの作品を発表してたちまち新進流行作家となりました。その著作は多種多様で、小説、評伝、紀行文、随筆、評論、童話などあらゆるジャンルに渡ります。昭和39年自宅でラジオ収録中に心筋梗塞のため他界。72歳でした。

4.佐藤 春夫の掛け軸作品の代表作一覧

  • 田園の憂鬱(1918年)
  • 秋刀魚の歌(1921年)
  • 李太白(1924年)
  • 新宮市歌(1951年)

5.佐藤 春夫の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

買取査定にあたっては、佐藤春夫の直筆による作品だということが重要なポイントです。文人の書ですので、さらりと短歌を書いたものが多いですが、本人の落款があるもしくは印があることも重要です。共箱や箱書きがあることも判断材料です。掛け軸の状態や詩文の内容も重視されます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 本人の直筆の作品であること
  • 折れ、シミ、カビなどが少なく良い状態であること
  • 鑑定書があること
  • 本人の落款や印があるか

6.佐藤 春夫の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

オークションサイトなどで調べても、佐藤春夫の掛け軸の作品は目立った取引はありませんでしたが、古書店で29.5cm×28.5cmの色紙の掛け軸が40,000円で販売されています。『秋立つと木の葉みゝつく落ちにけむ 印(慵斎)』という作品で、紙本墨筆になります。作品の目立った取引がない分希少価値も高く、今後高値での取引が期待できます。もし掛け軸をお持ちの方がいればお気軽にご連絡ください。

7.佐藤 春夫の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

近代日本の詩人・作家である佐藤春夫は、門弟が3,000人いるといわれるほどの作家です。門弟には井伏鱒二、太宰治、檀一雄といった錚々たる作家が名を連ねています。多種多彩な作品を残した佐藤春夫。その作品は艶美清朗な詩歌と倦怠・憂鬱の小説を軸に、文芸評論、随筆、童話、評伝、和歌など、多岐に及びます。佐藤春夫の掛け軸は、自作の詩歌をさらりと書いたものが多いようです。本人の直筆であることが査定の重要なポイントです。あまり市場で取引されていないようなので、まずは査定をおすすめします。文学界にその名を残す有名な作家、佐藤春夫の直筆でしたら査定額に期待できるでしょう。

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