篠崎小竹(しのざき しょうちく)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.篠崎小竹の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

篠崎小竹は大坂で生まれた儒学者、書家で江戸時代後期に活動しました。頼山陽に影響され、尾藤二洲と古賀精里に朱子学を学びました。私塾、梅花社で儒学を講義し多くの門弟を育てます。篆刻や詩、書を得意とし書籍を刊行しようとする者のほとんどが篠崎小竹に序・題・跋の文章を求めたといいます。こうした経緯から篠崎小竹の掛け軸は人気がありおおむね数万円程度で取引されています。

このページの目次

2.掛け軸作家「篠崎小竹」についての概要

篠崎小竹は江戸後期の儒学者。大坂に生まれ、名を弼、字は承弼)、通称長左衛門といい、小竹のほかに畏堂、南豊の号を持ちます。尾藤二洲や古賀精里から朱子学を学び大坂の家塾、梅花社を継いで頼山陽や田能村竹田、大塩平八郎などら多くの文人と親交を結んだ。その書は中国の元や明の書法を模範とし、唐の時代の書の要素も取り入れ独自の世界を築いています。詩文にも優れた才を発揮しました。

3.掛け軸作家「篠崎小竹」の生い立ちや歴史

篠崎小竹は1851年大坂生まれ。医師の加藤周貞が実父ですが、9歳より篠崎三島に学びその養子となりました。篠崎三島の後押しで篠崎小竹は尾藤二洲と古賀精里に入門。その後大坂に戻り篠崎三島の梅花社を継いだ。生涯仕官はせず町儒者に徹し門人たちの育成に尽くします。詩と書をにも才能を発揮し、頼山陽や田能村竹田等の文人と交友がありました。大塩平八郎とも親交がありましたが篠崎小竹は朱子学者で大塩平八郎は陽明学者だったため学説上は対立関係にありました

4.篠崎小竹の掛け軸作品の代表作一覧

  • 大雅堂書竹七絶
  • 消息文
  • 漢詩三行書掛軸 双幅

5.篠崎小竹の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

篠崎小竹の掛け軸買取で重要なのは篠崎小竹の肉筆であることが確かかどうかです。鑑定書などで肉筆であることが確認することができればさらに高値がつく可能性は高くなります。他には落款や署名がちゃんとついているか、目立つ汚れなどがないかどうか、作品の大きさなどもポイントです。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 篠崎小竹の肉筆か(鑑定書はあるか)
  • 落款や署名はついているかどうか
  • 目立つ汚れや破れはないか(良好な保存状態か)
  • 作品の大きさはどのくらいか
  • 箱書きはあるか

6.篠崎小竹の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

篠崎小竹の『漢詩三行書』というお品(大きさ縦192.8cm×幅72.7cm)は傷や汚れがある保存状態でした。篠崎小竹の肉筆だと査定されており38,500円で取引されています。さらに『消息文』というお品はサイズ自体は縦120cm×幅56cmと『漢詩三行書』よりは小さいものの肉筆保証されており、保存状態が非常に良かったため55,000円で落札されました。

7.篠崎小竹の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

江戸時代後期に活躍した儒学者、書家の篠崎小竹。独自の書風は多くの人々に影響を与え、現在も人気は高いといえます。掛け軸も数万円の値段がついているものが多く、良好な状態のお品だとさらに高値になる可能性がございます。篠崎小竹の掛け軸をお持ちであれば、ぜひ一度お問い合わせくださいませ。