松花堂 昭乗(しょうかどう しょうじょう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.松花堂 昭乗の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

松花堂昭乗は、江戸時代に活動した真言宗の僧侶です。才能は多岐にわたり、書道や絵画、茶道まで幅広く極めた人物でした。とくに能書家として力を発揮し、近衛信尹、本阿弥光悦らとともに「寛永の三筆」と呼ばれていました。松花堂昭乗が生み出した書流は松花堂流(瀧本流)と呼ばれ、人気が高く、勢力的に発展し一大書流へと成長していきました。松花堂昭乗の作品には掛け軸や屏風などがあり、特徴がよく出たものであればかなりの価値があります。

このページの目次

2.掛け軸作家「松花堂 昭乗」についての概要

松花堂昭乗は能書家として有名ですが、書だけでなく絵画にも優れていました。書道を極め優れた書を残したことはもちろん、秀逸な水墨画も数多く残しています。松花堂昭乗が生み出した書流、松花堂流(瀧本流)は冷静で落ち着きのある筆致が特徴で、当時から現在まで高い評価を受けています。

3.掛け軸作家「松花堂 昭乗」の生い立ちや歴史

松花堂昭乗の出生については詳しく分かっておらず、謎が残る部分も多くあります。一説では、1582年に現在の大阪である和泉国堺に生まれたといわれています。また、松花堂昭乗は両親について語らず、師であった石清水八幡宮の瀧本坊実乗は、松花堂昭乗のことを「拾い上げて育てた。」と語ったそうです。ですがここでも謎は多く、豊臣秀次の息子であったのではないかという俗説もあります。松花堂昭乗は松花堂流(瀧本流)と呼ばれる書流を確立し、多方面で才能を発揮します。1627年には石清水八幡宮の瀧本坊実乗の遷化にともなって、瀧本坊の住職となりました。1639年の55歳の頃に死去。

4.松花堂 昭乗の掛け軸作品の代表作一覧

梅図(江戸時代初期)
詩歌屏風

5.松花堂 昭乗の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

松花堂昭乗は、本阿弥光悦、近衛信尹とともに「寛永の三筆」と称されるほど有名な書家です。松花堂流は冷静沈着な筆致が特徴的でその特徴があらわれた書であれば、より価値が上がるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

真作であるかどうか
汚れや色あせがないかどうか
共箱や署名があるかどうか
出来栄えが良い作品かどうか

6.松花堂 昭乗の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

オークションでの相場は1〜3万円ですが、オークションでは真作でないものも多く出回っているため、相場は目安程度です。過去の取引では紙本水墨彩色の縦83.5cm横28cmの作品が、45,500円で落札されたケースがありました。松花堂昭乗は「寛永の三筆」であり有名な書家のため、骨董品店などで然るべき鑑定を受ければオークションの相場よりも高額な査定額がつく可能性も高いです。

7.松花堂 昭乗の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

松花堂昭乗は書だけでなく画や詩歌、茶道でも才能を発揮し、「寛永の三筆」とも呼ばれた人物です。独自の松花堂流(瀧本流)という書流を確立し、一大書流にまで成長させました。当時から現在まで高い評価を受けている松花堂昭乗の作品は高額がつくこともあるので、お持ちの場合はぜひ査定をお任せください。

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