朱 舜水(しゅ しゅんすい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.朱 舜水の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

朱舜水は中国、明末清初の儒学者です。清王朝に滅ぼされた明王朝の復興運動を展開しました。復興運動が挫折に終わると日本に亡命し、そのまま帰化します。水戸藩主・徳川光圀に招きに応じ、水戸学の成立に大きな影響を与えました。朱舜水は中国と日本の双方に影響を与えた儒学者のため掛け軸は非常に人気が高く、数十万円の査定がつくことも珍しくない作家です。

このページの目次

2.掛け軸作家「朱 舜水」についての概要

朱舜水は中国、明末清初の儒学者です。名は之瑜、字は魯璵といいます。明王朝復興運動が失敗に終わると日本に亡命し、そのまま帰化しました。水戸藩主の徳川光圀から招聘に応じ水戸藩の客分となりました。朱舜水の学問は朱子学と陽明学の中間にあるとされ、実践を重んじるその思想は、水戸学に多大な影響を与えました。安積澹泊や、木下道順、山鹿素行といった学者とも交遊を持ち、漢籍文化を伝えています。

3.掛け軸作家「朱 舜水」の生い立ちや歴史

朱舜水は中国浙江省の士大夫の家に生まれ、明王朝に仕えました。当時滅亡の瀬戸際にあった明を救うため、日本に何度も渡航しています。しかし、明が滅亡すると1659年に日本に亡命し帰化しました。その後1665年に水戸藩主徳川光圀の招きに応じ、水戸藩の江戸藩邸に赴きます。『大日本史』の編纂に携わった安積澹泊も朱舜水に師事しており、水戸藩に思想的な影響を与えました。1682年に83歳で没します。

4.朱 舜水の掛け軸作品の代表作一覧

  • 双幅
  • 書幅

5.朱 舜水の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

朱舜水は中国でも随一の儒学者であり、日本にもゆかりが深い人物であることから掛け軸は非常に高い人気を誇っています。高額査定の条件はまぎれもない朱舜水の真筆かどうかが第一に挙げられます。また、作品に汚れや破れなどがないかどうかも非常に重要です。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 朱舜水自身の真筆か
  • 作品に汚れや破れはないか
  • 作品の大きさ
  • 落款や署名はあるか
  • 箱はそろっているか

6.朱 舜水の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

朱舜水は日本で非常に人気が高く、掛け軸は模写のものでもオークションで70,000円以上の値段がつくことがあります。その中でも全体の寸法が198cm×58cmのお品が181,000円という高額で落札された事例がありました。一方、真筆が保証されている『双幅』というお品は全体の寸法169.5cm×21cmで、経年による傷みはあるものの、署名や落款がそろっており456,555円で落札されていました。

7.朱 舜水の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

朱舜水は中国でも屈指の儒学者で、水戸学に多大な影響を与えたように日本とも非常に深いゆかりがある人物です。掛け軸作品は非常に人気があることから模写のお品でも100,000円以上の査定がつくこともあります。お手元に朱舜水の掛け軸があるのなら査定に出すことをお勧めいたします。