鈴木 春信(すずき はるのぶ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.鈴木 春信の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

鈴木春信は江戸中期の浮世絵師です。浮世絵の代名詞ともいえる錦絵(浮世絵版画)を創始し、作家性が乏しかった摺物の芸術性を高めました。のちの多くの浮世絵師に大きな影響を与えた人物だけに、高値での買取も期待できる作家といえるでしょう。

このページの目次

2.掛け軸作家「鈴木 春信」についての概要

鈴木春信の描く細身で可憐な美人画は、江戸の上流階級のみならず庶民にも熱狂的に受け入れられました。特に実在のモデルに託した情緒ある繊細な美人画や見立絵は評判が高く、一世を風靡しました。また錦絵の芸術性が高められたことは後進に多大な影響を与え、のちに鳥居清長、喜多川歌麿、東洲斎写楽ら多くのスターを輩出。江戸浮世絵界を黄金時代へと導くこととなりました。

3.掛け軸作家「鈴木 春信」の生い立ちや歴史

江戸中期、上流階級の趣味人が豪華で趣向の凝った絵暦を作り競い合う絵暦交換会が大流行しました。その熱狂の中、彫師・摺師らの協力を得ながら錦絵という木版多色刷を完成させたのが絵師・鈴木晴信です。活躍期間は1760年以降の10年間と短いながら1000点ほどの作品を世に送り出しました。ことに最晩年の5年間は爆発的人気を誇り、時代の寵児となりました。大田南畝、大久保忠舒、平賀源内らとも親交があったといわれますが、師弟関係や詳細な伝記は不明とされています。

4.鈴木 春信の掛け軸作品の代表作一覧

  • 風流やつし七小町
  • 夕立
  • 座鋪八景
  • 雪中相合傘
  • お仙の茶屋

5.鈴木 春信の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

鈴木晴信は錦絵の祖として世に知られた浮世絵師です。高値での買取には間違いなく鈴木春信の真作であることが条件ですが、真贋の見極めは難しく、プロの鑑定が必須です。また版画か肉筆か、保存状態はどうか、などによっても査定額は大きく変動します。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 鈴木春信本人の作であるかどうか
  • 版画か肉筆か
  • 保存状態は良好か(褪色、シミ、カビ、虫喰いなどはないか)
  • 作者の署名(銘)や落款があるか
  • 付属品は揃っているか(共箱・共布・栞などが残っているか)

6.鈴木 春信の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

鈴木春信の作品はネットオークションなどで、晴信ほか合作の『浮世絵美人名画選』という版画集で25,000円の値段がついたものがあります。サイズは縦約50cm、横約36cm、状態は「経年の汚れ、シミ汚れがあります。」と説明されていました。また『鈴木晴信画譜』という和本が13,400円で落札された実績があります。サイズは縦22.2cm、横15.3cm、厚0.7cm、状態は「表紙、天地小口、本中に経年による汚損、破れ、虫食い、書き込み等多くあります」と説明がされていました。

7.鈴木 春信の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

浮世絵界に錦絵という新しい芸術を生み出した鈴木春信。印象的な色彩と、抒情的かつ清雅な画風は国内外で高く評価されています。残念ながら代表作の多くが海外に流出してしまっているだけに希少価値もあり、高値買取が十分期待できる作家です。鈴木晴信の作品をお持ちでしたら、是非一度査定に出されてみることをお勧めいたします。

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