立原 翠軒(たちはら すいけん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.立原 翠軒の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

立原翠軒は江戸時代中期から後期の水戸藩士です。学者として5代藩主徳川宗翰、6代治保の2代にわたって仕えました。立原翠軒は書画、篆刻、七絃琴にも長じており、息子は水戸を代表する日本画家の立原杏所です。

このページの目次

2.掛け軸作家「立原 翠軒」についての概要

彰考館総裁だった立原翠軒。彼は総裁に就任してから致仕するまで『大日本史』の編纂に力を注ぎました。後世の水戸学が発展した背景には、修史事業に対する翠軒の並々ならぬ尽力があったと言われています。

3.掛け軸作家「立原 翠軒」の生い立ちや歴史

立原翠軒(1744年〜1823年)は、仮名は甚五郎、諱は万、字は伯時、号は東里、致仕後に翠軒です。水戸藩彰考館管庫の立原蘭渓の子として生まれ、はじめ谷田部常徳(東壑)に、ついで徂徠学派の田中江南に学びました。その後江戸彰考館に入り、文章を大内熊耳、唐音を細井平洲、書を松平楽山に学びました。1786年に立原翠軒は彰考館総裁に進み、1803年に致仕するまで『大日本史』の編纂に力を注ぎました。1799年に『大日本史』の紀伝浄写本80巻を、編纂の遺命を残した2代藩主であった徳川光圀の廟に献じました。

4.立原 翠軒の掛け軸作品の代表作一覧

  • 大日本史編纂

5.立原 翠軒の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

久しく停滞していた修史事業を復活させ軌道にのせる役割を果たした、立原翠軒。水戸藩の学問を興隆させたことで高い評価を受けていますので、立原翠軒の作品は種別や年代を問わず高額査定が期待できるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
  • 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
  • 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
  • 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
  • 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)

6.立原 翠軒の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

立原翠軒の作品の買取相場価格は、約2万円から5万円ほどとなっています。水戸藩の学芸に大きな影響を与えた立原翠軒は今なお高い評価を得ているため、高値で取引される可能性があります。好条件で査定が受けたいなら、保存状態が良い、箱などの付属品があることもあらかじめ確認しておきましょう。

7.立原 翠軒の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

立原翠軒は大日本史編纂に力を注ぎ、紀伝浄写本を完成させました。また学者ながらも芸術文化や感受性を尊ぶ徂徠学の影響を受け、詩文や書、七弦琴を嗜んだことでも知られています。立原翠軒の作品の売却をお考えでしたら、一度ご相談ください。

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