高野 蘭亭(たかの らんてい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.高野 蘭亭の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

高野蘭亭は、1704年に江戸生まれた漢詩人です。1720年(享保5年)頃より視力を失い、盲目となりますが、詩吟の世界に没頭し、江戸中期の江戸詩壇において名声を得る詩人となりました。晩年は、1749年(寛延2年)より、逝去する1757年(宝暦7年)まで鎌倉によく通い、鎌倉円覚寺に寿蔵を築きました。

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2.高野 蘭亭の掛け軸作品についての概要

高野蘭亭は、江戸時代中期に服部南郭と匹敵する名声を残しました。しかし自身の詩集出版を断ったほか、亡くなる直前には大量の原稿を焼き、後世に名を遺すことを望みませんでした。蘭亭の遺稿は、1758年(宝暦8年)の夏に門人により『蘭亭先生詩集』が刊行されています。

3.高野 蘭亭の掛け軸作品の歴史や情報

高野蘭亭は1704年(宝永元年)に江戸に生まれました。4歳の頃より書道を始め、6歳のときに佐々木玄竜、佐々木文山兄弟に書を学びました。10歳の頃に荻生徂徠を師事し学問に勤しみます。1720年(享保5年)から眼病を患い翌年にかけて視力を失いますが、詩吟に耽ったといわれています。1727年(享保12年)父の死後より、家業が窮しますが、蘭亭の詩人として評価は上昇し続けます。1735年(享保20年)に編集された越智雲夢の『懐仙楼雑記』では、全1900余首の内、蘭亭の詩が700首を占めており、江戸詩壇での存在感が伺えます。

4.高野 蘭亭の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

本文由来や書付など、高野蘭亭の真作だということを裏付けるものがあれば査定価格は高くなるでしょう。また状態や仕立て、画題など、総合的な判断での査定となります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 保存状態は良好か(補修せずにそのままお持ちください)
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っているか)
  • 市場価値はあるか(有名作家の作品なら多少劣化していても高値が付きます)
  • 掛け軸の素材の質、種類
  • 真作かどうか、サインや落款が確認できるか、いつの時代の作品であるか

5.高野 蘭亭の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

取引相場価格は、サインや落款が確認できるか、また保存状態は良好かによって大きく査定価格が変動します。高野蘭亭の作品は、蘭亭が亡くなる直前に大量の原稿を焼いてしまったため、あまり市場に出回っていません。非常に希少価値が高く、高値で取引が見込める可能性があります。もし作品をお持ちでしたら是非お問い合わせください。

6.高野 蘭亭の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

高野蘭亭の作品は現存数が少ないため、ネットークションでの取引数が少ない作家です。高野蘭亭の真作であれば高額な値がつく可能性があるため、作品を所有の方は一度査定に出されることをお勧めします。