竹内 栖鳳(たけうち せいほう)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.竹内 栖鳳の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

竹内栖鳳は「西の栖鳳、東の大観」と並び称されるほどの近代日本画壇における巨人の一人です。細密な動物画を得意とし、「動物を描かせればその臭いまで描く」といわれました。近大日本画の父の一人とも称されるだけに今も人気は高く、掛け軸などの買取において高値を期待できる作家の一人です。

このページの目次

2.掛け軸作家「竹内 栖鳳」についての概要

竹内栖鳳は昭和初期の日本画家です。横山大観や川合玉堂と並び称される日本の画壇における巨匠の一人であり、先進的であったことから日本画の新境地を開いた画家と称されています。精緻な動物画を得意とし、後進の育成にも熱心であったことでも知られ、また第1回の文化勲章受章者でもありました。

3.掛け軸作家「竹内 栖鳳」の生い立ちや歴史

竹内栖鳳は1864年、京に生まれました。幼いころから絵を描くことを好み、十代にして頭角を現し、将来を嘱望されます。23歳で絵師として独立すると京都の若手画家の頂点に君臨し、シカゴ、パリの両万博に出品するとともにヨーロッパに取材。日本画伝統の写生をベースにしつつも、西洋画の写実も巧みに取り入れて融合させ、独自の画風を確立に成功しました。京都画壇の大御所として多くの後進を育成し、日本画の近代化に多大な足跡を残しました。第1回文化勲章を受賞し、77歳で亡くなりました。

4.竹内 栖鳳の掛け軸作品の代表作一覧

アレ夕立に(1909年) 班猫(1924年) 平家驚禽声逃亡

5.竹内 栖鳳の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

「西の栖鳳、東の大観」と称されるほどの日本画壇における大物であるだけに、その作品は高値が呼ぶことが多いといえます。高値となる決め手はやはり、竹内栖鳳の真作と間違いなくいえるかどうかです。その他にも、落款や印はあるか、シミやシワ、折れはないか、箱の有無は、作品のサイズはどれくらいか、といったことによっても査定は変わります。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント

正真正銘、竹内栖鳳の作品か 竹内栖鳳の落款や印があるか シミ、シワ、折れなどはないか 箱はあるか 作品の大きさはどれくらいか

6.竹内 栖鳳の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

竹内栖鳳の掛け軸作品は、ネットオークションでも取引数が多いと言えます。例えば大幅の『飛瀑図』という作品では、真作が保証され298,000円の高値で落札されています。サイズは軸全体が78cm×70cm、作品は57cm×49cm、絹本、肉筆の作品で状態について「経年による、巻きシワ、汚れ、スレ、小傷、傷み、ゆがみ等があり」との説明がついています。また、『獅子千仭図』(紙本水墨淡彩)では、真贋不明でありながら146,285円で落札された実績があります。サイズは本紙が横32.5cm×縦135cm、総丈が横46cm×縦203cm、箱入で状態も本紙に少々の折れがあるだけの良好な作品です。

7.竹内 栖鳳の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

竹内栖鳳は、横山大観と並び称される近代日本画壇における巨匠です。後世に遺した足跡があまりにも偉大なため、今もその人気は非常に高く、掛け軸などの買取においても高値を呼ぶ作家の一人です。真贋が不明でも数十万円の値がつくことから、真作であれば間違いなく数十万円から作品によって百万円以上の高額査定も期待できるでしょう。

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