月岡 雪斎(つきおか せっさい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1. 月岡 雪斎の作品を売りたいお客様へ

海外でも定評のある月岡雪斎は、江戸時代後期に活躍した浮き世絵師で、同じ浮き世絵師である月岡雪鼎の子供であることはあまりにも有名です。また一族としても、浮世絵師として活躍しました。

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2. 月岡 雪斎についての解説

月岡雪斎といえば、美人画に代表されるように、肉筆美人画を特に得意としていました。もちろん、人物画や花鳥画も卓越した画力でしたが、雪斎による美人画は父月岡雪鼎よりも注目すべき作品が多く、その練達した筆致や雪鼎譲りの豊麗さと可憐の風情は、多くの愛好者を惹き付けてやみません。

3. 月岡 雪斎の歴史

月岡雪斎は、同じく江戸中期から後期にかけて活躍した浮き世絵師、大阪在住であった月岡雪鼎の長男で、通称は為三郎と呼ばれていました。同じ頃に、絵師・根付師で巧妙であった吉村周山に父雪鼎とともに師事し、のちに大阪から江戸に移ったとされています。1778年に父雪鼎が法眼になるのと同時に、法橋の位階を与えられ、のちに自身も法眼に叙されています。法眼期になると、当世美人に加え古典的主題といった作品も増えていきました。また月岡雪斎は、浮世絵だけではなく、屏風絵やふすま絵といった作品も多く残しています。

4. 月岡 雪斎の代表作

  • 月下美人図
  • 三味線持つ芸妓図
  • 人形遣い図(1811年)
  • 鯉図押絵貼図屏風
  • 舞踊図

5. 月岡 雪斎の作品の買取査定ポイント

月岡雪斎の作品は、海外でもかなりの人気で、アメリカのボストン美術館やイギリスの大英博物館にも所蔵されていることから、その人気の高さがうかがい知れます。買取査定ポイントとしては、200年前の作品ということもあり、保存状態の良しあしがかなりのウエートを占めます。また、写しや贋作も多く、真贋の見極めが重要なポイントとなってきます。

代表的な査定ポイント
  • 真作であること
  • 絵画作家の歴史
  • 作者の知名度や代表作
  • 保存状態の良しあし

6. 月岡 雪斎の作品の取引相場価格

オークションなどで見かけられる月岡雪斎の作品は、浮世絵あるいは掛け軸が多くみられます。真作とされる高砂之図は、古典的な高砂を描いた構図で、合い箱付 全体の寸法=縦195㎝、55㎝ 絹本の寸法=103㎝、41㎝といった大きさで、34,000円からの入札となっています。浮世絵などの写しであれば、数千円で購入できることもあります。

7. 月岡 雪斎の作品の買取についてのまとめ

月岡雪斎は国内だけではなく、海外でも人気のある絵師で、それだけに贋作や模写などの作品も多く見かけられます。また、江戸時代の絵師ということもあり、保存状態の良しあしが、取引きの市場価格相場を大きく左右します。