雲谷 等顏(うんこく とうがん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.雲谷 等顏の作品を売りたいお客様へ

雲谷等顔は有名な絵師である雲谷等益の父親です。活躍した時期は安土桃山時代から江戸時代の初期で、毛利家に仕えていたものの、出身地は佐賀県鹿島市、当時は肥前の国と呼ばれていた地域でした。作品は山水画や群馬図が多いと言われています。

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2.雲谷 等顏についての解説

雲谷等顔が生まれたのは戦国時代で、少年時代は群雄割拠のころでした。武家の家に生まれているので、普通なら武将として働く時代でしたが、雲谷等顔は籾岳城の城主の次男として生まれ身分が高かったことから、戦場に出ることは少なかったと思われます。また次男なので跡継ぎにはなれず、絵の道を志して毛利家の御用絵師となっているのです。

3.雲谷 等顏の歴史

雲谷等顔は、1547年に現在の佐賀県鹿島市で生まれています。原直家の次男として生まれ、1573年に毛利家に迎えられて家臣となります。絵だけではなく、歌や茶の心得もあったと言われています。ちなみに、毛利家に仕える前に、雲谷等顔の父親が仕えていた主家が滅んでいるため、その後京都へ行って狩野松栄という人物に弟子入りしています。豊臣家が天下を統一したころから本格的に作品を作るようになり、自ら雲谷派という派閥を作ることになるのです。

4.雲谷 等顏の代表作

  • 群馬図屏風(慶長10年)
  • 嶋井宗室像(元和元年)

5.雲谷 等顏の作品の買取査定ポイント

雲谷等顔はかなり昔の人なので、どうしても掛け軸の劣化が起こります。少しでも劣化させないための工夫が必要ですし、あまり湿度の高い環境で保管しないことも重要でしょう。破れてしまったりすると、最悪査定額が付かなくなり、売れないという事態にもなりかねません。取り扱いにも普段から十分注意しましょう。

代表的な査定ポイント
  • 劣化を避ける
  • 湿度の多い環境で長期間管理しない
  • 破れている箇所がないこと

6.雲谷 等顏の作品の取引相場価格

雲谷等顔は息子の雲谷等益と同じか、それ以上に多くの作品が出ています。値段もかなり差があるのですが、安い物の場合には千円前後で購入できる商品もあります。高い物になると、30万円から40万円ぐらいの値が付くことも珍しくはありません。掛け軸は一般的な長いものから、短いものもあります。短い掛け軸の場合には、横は50センチから60センチぐらいなので、一般的なサイズです。それに対して縦は110センチから120センチぐらいが多いでしょう。

7.雲谷 等顏の作品の買取についてのまとめ

雲谷等顔は戦国時代から活躍している絵師です。そこから長期間続いた雲谷派という派閥を作った人でもあります。息子の雲谷等益にも絵の心得を施しました。作品の数も多く、かなり安い物からかなり高い物まで存在しています。