浦上 春琴(うらがみ しゅんきん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.浦上 春琴の作品を売りたいお客様へ

江戸時代後期の文人画家であった浦上春琴は、鴨方藩士の息子として生まれ、幼い頃から書画を父親に教えてもらっていました。その後は親子で諸国を遊歴、京都で多くの文人画家と接し、山水画や花鳥図などを中心に作品を作っていきました。

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2.浦上 春琴についての解説

浦上春琴の作品は透き通るような絵が特徴的です。豪快さはありませんでしたが、繊細さが際立つ作品が多いです。絵の才能だけでなく、他にも書道や詩文の才能もあり、平曲や七絃琴などにも秀でていました。藩士として生まれましたが、侍というよりも、文人と呼んだ方がしっくりくる人物でした。

3.浦上 春琴の歴史

浦上春琴は備前の国、現在の岡山県で1779年5月に生まれました。岡山藩の支藩である鴨方藩士の家に生まれたのですが、侍の家でありながら、幼い頃から父親に書画を教わっていたと言います。母親の死後に親子で脱藩し、諸国をめぐって京都に落ち着きます。このときに多数の文人画家と関わりを持つことになるのですが、それからいろいろな作品を世に送り出していくのです。書画に優れていただけではなく、詩分野書道にも優れている人物でした。

4.浦上 春琴の代表作

  • 玉堂七十歳寿像(1814年)
  • 春秋山水図(1821年)
  • 花卉果蔬図巻(1844年)

5.浦上 春琴の作品の買取査定ポイント

浦上春琴はたくさんの作品を世に出しているのですが、江戸時代に活躍した人なので、かなり年月が経過しています。掛け軸がメインになっているものの、やはり長い時間が経過してしまうと、傷んでいる場合や虫が食っていることもあります。そうすると査定額がかなり下がってしまうでしょう。黄ばみにも注意して保管する必要があります。

代表的な査定ポイント
  • 傷んでいる箇所がないこと
  • 虫が食っている箇所がないこと
  • 黄ばんでいる箇所がないこと

6.浦上 春琴の作品の取引相場価格

浦上春琴の作品は、数千円で購入できるものも多いのですが、高くなると3万円以上する場合や、軽く10万円を超えてしまうようなことも珍しくはありません。掛け軸のサイズは大体同じぐらいで、縦は170センチから200センチ、横は40センチから60センチぐらいだと思っておけばよいでしょう。掛け軸なのでそれほど重い物はありません。

7.浦上 春琴の作品の買取についてのまとめ

繊細で優しい感じの絵が多いのが浦上春琴の作品の特徴です。相場はかなり安い物から相当高い物まで幅広くなっています。有名な人物に弟子入りすることはなく、父親に書画の基本を教わっているのも、浦上春琴ならではだと言えます。