柳原 前光(やなぎわら さきみつ)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.柳原 前光の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

柳原前光は、明治時代にあって外交官として海外を巡り、数々の外国交渉を果たした人物です。東海道先鋒副総督、外務大丞、オランダ兼ベルギー代理公使、北京の特命全権公使、その後は、元老院議官・駐露公使・賞勲局総裁・元老院議長・枢密顧問官・宮中顧問官と様々な職務を歴任し、在職中には条約や公務に関する書などを残しました。

このページの目次

2.掛け軸作家「柳原 前光」についての概要

柳原前光(1850年〜1894年)は京都府出身の華族で、柳原家21代目の当主です。爵位は伯爵。大正天皇の生母である柳原愛子の兄であり、歌人として有名な柳原白蓮の父親でもあります。戊辰戦争時には甲斐の接収や統治に関わり、外務省に出仕後は、日清修好条規の締結を主導。その後特命全権公使として大久保利通らとともに台湾出兵の処理などにあたったほか、宮中顧問官を経た後は女系の皇位継承を排除する皇室典範を起案するなどしました。

3.掛け軸作家「柳原 前光」の生い立ちや歴史

柳原前光は、1850年、権中納言正二位柳原光愛の次男として京都に生まれました。幼名は次良麿です。1868年の戊辰戦争では、齢18歳にして東海道鎮撫副総督となり、1871年には外務大丞として日清修好条規を締結。その後元老院議官となり、刑法・治罪法審議に従事し、駐露公使、元老院議長、枢密顧問官など数々の要職を務め、公家出身の逸材と期待されましたが、1891年頃から病の床に臥し、1894年、44歳という若さで死去しました。

4.柳原 前光の掛け軸作品の代表作一覧

公家として由緒正しい家柄に生まれ、外交官として数々な要職に就きながらも病気により44歳という若さで無くなった柳原前光。外交官として残した書簡などが主な作品となりますが、買取査定ポイントは、真作かどうかということと、誰に宛てたどの時期のものかという2点です。真作が証明できる鑑定書や、書簡に付属している箱なども揃っており状態が良ければ、買取評価学のUPも期待できます。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 作者の署名があるかどうか
  • 付属品が全て揃っているか(伝世箱・共布・栞などが揃っていれば査定額が上乗せになります)
  • 真作であるかどうか(証明書や鑑定書があればなお良いです)
  • 素材の質、種類
  • シミ汚れ、欠けなどがなく保存状態は良好か

5.柳原 前光の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

柳原前光の作品は、残念ながらあまり市場には出回っていません。前光が関わった日清修好条規関係の書簡や皇室典範の起案書など、貴重な書であれば多少の経年劣化が見られても買取は可能です。署名などから真作であることが証明できることが前提となりますが、ものによっては高値となる可能性もありますので、柳原前光の作品をお持ちでしたら、ぜひ一度査定に出されてみることをお勧めします。

6.柳原 前光の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

明治時期の華とも言える伯爵家の子として生まれ、外交官として華々しいキャリアを辿った柳原前光。柳原白蓮の父親であり、大正天皇の生母柳原愛子の兄として知名度も比較的高い彼の作品は、もし真作であることが証明できればかなり希少度の高いものとなり、高額査定が期待できます。

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