米陀 寛(よねだ かん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ

1.米陀 寛の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ

米陀寛は明治・大正・昭和期に活動した宇都宮市出身の日本画家です。宇都宮を拠点に活動を続け、動物画を多く描きました。特に牛や馬にはこだわりを見せ、「牛の米陀」と呼ばれました。

このページの目次

2.掛け軸作家「米陀 寛」についての概要

米陀寛は(1917年~2005年)は、栃木県に根差した作家活動を続けた日本画家です。、川治温泉・柏屋ホテルに陶壁『牡鹿』を制作以来、全国各地の学校、病院、会館、図書館、ホテル等に、益子焼を用いた陶壁画を数多く制作しています。また日光二荒山神社男体山山頂鎮座1200年祭記念の大絵馬や宇都宮二荒山神社斎館襖絵を手掛けたほか、日光東照宮の絵馬の原画を十数年にわたって描きました。。

3.掛け軸作家「米陀 寛」の生い立ちや歴史

米陀寛は大正6(1917)年、栃木県宇都宮市に生まれました。下野中学(現・作新学院高等学校)を卒業したのち、中村岳陵の門下に入りましたが、昭和12年日中戦争の勃発に伴い海軍に入隊。中国大陸を転戦後17年に除隊し、翌年第6回新文展に出品した『好日』が初入選を果たします。終戦後は故郷・宇都宮に戻り、画家としての本格的な道を歩み始めました。日展や新日展で特選、白寿賞などの受賞を重ね、昭和57年には日展会員となっています。栃木県文化功労賞受賞。平成17年没、88歳でした。

4.米陀 寛の掛け軸作品の代表作一覧

  • 好日(1943年)
  • 牛(1967年、1969年)
  • 老人と軍鶏(1967年)

5.米陀 寛の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内

買取にあたって重要なポイントは真作であるかどうかです。米陀寛の落款や印があることのほかに、真作を保証する鑑定証などがついているかどうか、出品歴があるか、また作品のサイズ、画題、仕立てがどのようなものかも査定価格に関わってきます。また比較的時代の新しいものですので、作品の状態も大きく査定に関わってくるでしょう。

代表的な掛け軸作品の査定ポイント
  • 真作であるかどうか(共箱や極、鑑定書などがあればなお良い)
  • 米陀寛の署名・落款があるか
  • 作品の保存状態は良好か
  • どのような仕立てか
  • 付属品の欠けはないか(共箱・共布・栞などが揃っていればなお良い)

6.米陀 寛の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格

米陀寛の作品はネットオークションなどで90,000円で落札された例があります。紙本着色の掛け軸で画題は『牛』、サイズは掛軸全体が155cm×74.7cm、本紙は48cm×59.5cm、軸先は象牙製で、二重箱付の作品でした。

7.米陀 寛の掛け軸作品の買取についての情報まとめ

米陀寛の作品は評価が高く。美術市場でも多く取引されています。特に牛馬をモチーフにした作品は非常に人気も高く、需要もあります。もし米陀寛の作品をお持ちでしたら、一度査定に出してみることをお勧めいたします。

その他の掛け軸について