沙 孟海(さ もうかい)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.沙 孟海の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
沙孟海は、中国近現代の篆刻家・書家です。中国美術界後進の教育に大きな功績を残したのが認められ、1989年に中国美術学院終身教授となりました。日本の篆刻家や書道家とも深く交流があり、中国における篆刻芸術の要と位置付けられています。才能豊かな沙孟海の作品は中国はもちろん、世界の人々からも称賛されています。
このページの目次
2.掛け軸作家「沙 孟海」についての概要
沙孟海(1900年〜1992年)は漢方医の長男として生まれました。呉昌碩の友人である馮君木のもとで中国古典文学などを学び、1926年に王箇簃の勧めで呉昌碩の門下となりました。沈着雄健、気勢が雄大な沙孟海の書は、当代書道の権威者としての地位を確立しました。
3.掛け軸作家「沙 孟海」の生い立ちや歴史
沙孟海は、呉昌碩の最後の弟子として中国美術界に大きな功績を残しました。自身の著書の発表などを経て、沙孟海は30代の頃からは大学で教授に就任するなど後進の教育にもあたりました。1979年には、篆刻の研究施設である西泠印社の社長に就任しました。西泠印社は篆刻を中心とする学術団体及び関連企業ですが、1966年から始まった文化大革命の標的となり多くの文化財が破壊されました。文化大革命が終了したあと、沙孟海は4代目社長として現代の中国絵画を紹介する「西泠藝叢」の創刊に尽力しました。
4.沙 孟海の掛け軸作品の代表作一覧
- 近三百年的書学(1929年)
- 印学概論(1929年)
5.沙 孟海の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
沙孟海は書においては各書体が全て得意でした。沈着雄健、気勢が雄大な筆技で当代書道の権威者として知られています。今なお高い評価を受けていますので、沙孟海の作品の買取はかなりの高額査定が期待できるでしょう。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 作家名・作品名(掛軸には落款(らっかん)と呼ばれる印鑑やサインがあります)
- 保存状態(シミや破れのないきれいな状態で保存されていれば、高く買取できます)
- 大きさ(高さ、横幅をご確認ください)
- 作品の種類(神仏画、花鳥画、山水画など図柄わかれば、お知らせください)
- 付属品(掛軸を入れる共箱や鑑定書があれば一緒にお持ちください)
6.沙 孟海の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
国内のネットオークションで、寿山石(じゅざんせき)で制作された沙孟海の篆刻『雪』が38万円で出品されました。沙孟海の作品の取引相場価格はジャンルや状態にもよりますが20万円から80万円が多いです。
7.沙 孟海の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
沙孟海は篆刻にも書にも優れ、その作品の評価は国内外に知れわたり、現代においてもコレクターからの需要が高い人物です。沙孟海の作品は人気であるがゆえ贋物も多く出回っているので、真作証明できるかが高価買取のカギになるでしょう。
その他の掛け軸について
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