小林 斗盦(こばやし とあん)の掛け軸買取を実施中!【SATEeee掛け軸買取】へ
1.小林 斗盦の掛け軸作品をお持ちで売りたいお客様へ
小林斗盦は書家および篆刻家で、特に篆刻家としては全日本篆刻連盟会長を務めるなど、日本の篆刻をけん引した人物として知られます。書・篆刻ともに作品は高額査定が期待できます。
このページの目次
2.掛け軸作家「小林 斗盦」についての概要
小林斗盦は10歳のころから篆刻を学び、比田井天来(ひだいてんらい)をはじめとする書道家・篆刻家に師事してその道を極めました。晩年には篆刻家として初めて文化勲章を受章した、篆刻界の第一人者です。
3.掛け軸作家「小林 斗盦」の生い立ちや歴史
小林斗盦は1916年、埼玉県で誕生しました。本名は庸浩(こうよう)といいます。生家は祖父の代から印章を生業とする家で、小林斗盦も幼いころから篆刻を学びました。1931年には書家の比田井天来(ひだいてんらい)、篆刻家の石井雙石(いしいそうせき)に師事。ほか、書や篆刻、さらには漢籍の専門家などにも学び、中国の古典書道、古印の研究に力を入れました。中国の古典を深く研究した小林斗盦は、明代から近代までの中国の明印をまとめた「中国篆刻叢刊」を編集し、本場中国でも高評価を得ました。その後、文部大臣賞、日本芸術院賞恩賜賞など名だたる賞を受賞し、1990年に全日本篆刻連盟を結成すると初代会長に就任しました。最晩年、2004年に篆刻家として初の文化勲章を受章すると、3年後の2007年、肺炎で死去しました。
4.小林 斗盦の掛け軸作品の代表作一覧
- 大象無形(1976年)
- 桑遠能邇(1983年)
- 独往(1999年)
5.小林 斗盦の掛け軸作品の買取査定ポイントのご案内
小林斗盦は篆刻家として有名な人物ですが、実はその作品は市場にほとんど出回っていません。そのため希少性が高く、真作であることがわかれば高値での買取が期待できます。
代表的な掛け軸作品の査定ポイント- 小林斗盦の真作かどうか(証明書や鑑定書があればなお良い)
- 小林斗盦の署名はあるかどうか
- 素材が何でできているか
- 保存状態は良好か
- 作品のサイズ
- 付属品(箱など)は残っているか
6.小林 斗盦の掛け軸作品の取引相場や取引参考価格
小林斗盦の作品は市場に出回ることが少ないため、篆刻印の買取相場ははっきりしません。ただ、中国の有名篆刻家の作品はおよそ100万で落札された例があり、小林斗盦の作品も同様に数十万以上の高額での買取が見込めるでしょう。また、篆刻印ではありませんが、『斗盦印存』という小林斗盦作品集が10,980円で落札された実績があります。
7.小林 斗盦の掛け軸作品の買取についての情報まとめ
小林斗盦は日本を代表する篆刻家ですが、その作品は市場にはあまり出回っていません。そのため、もし篆刻印や書が見つかれば数十万の高額査定が期待できますし、少数発行された作品集なども1万円前後で取引されています。小林斗盦関連の作品や書籍があれば、一度査定に出されることをおすすめします。
その他の掛け軸について
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